広島県で教育現場で実施するSDGsカードゲームに補助金を支給する事業が始まりました。

 学習指導要領の前文において「一人一人の生徒が・・・(中略)持続可能な社会の創り手となることができるようすることが求められる。」、そして教育課程においては「このために必要な教育の在り方を具体化する」と明記されていることを知りました。

 また、「地球的課題と国際協力」「地域づくり」における持続可能性を考慮した考察や表現が求められていくなかで、SDGsの理解を深めていくことを積極的に開始している自治体や学校が増えているようです。

 私の暮らす福島県、いわき市においても、教育の場で私にできること・お役に立てることがないかも考えて今後は活動していきたいと思います。

福島県やいわき市でもぜひ検討してみていただきたいです。

【お気軽に御相談ください】SDGsカードゲームの講師をあなたの学校に派遣します!

SDGsカードゲーム実施費用の補助金がありました。
この補助事業は「広島県温暖化対策活動促進補助金(メニュー事業)」の「【SDGs体験】で始める 2050ひろしまネット・ゼロカーボン宣言」事業です。

お問い合わせ先

環境政策課
〒730-8511 広島市中区基町10番52号(東館8階に移動)
環境活動推進グループ
電話:082-513-2952 Fax:082-227-4815

【お気軽に御相談ください】SDGsカードゲームの講師をあなたの学校に派遣します!

広島県温暖化対策活動促進補助金(メニュー事業)について

広島県は,カードゲーム「2030SDGs」又は「SDGs de 地方創生」を使った学習会の補助を行っています。

「SDGsを楽しく,分かりやすく学習したい」「講義や本よりも,もっと児童(生徒)が能動的にSDGsについて学習できる方法はないだろうか」とお悩みの先生方にオススメです!

広島県ホームページ「ecoひろしま~環境情報サイト~」より
学習会実施例

【SDGs体験】で始める2050ひろしまネット・ゼロカーボン宣言 補助内容

1 補助対象者
県内の小学校,中学校,高等学校,大学等 ※幼稚園は除きます。

2 補助対象事業
小学校・中学校・高校・大学が自校児童・生徒・学生を対象に行う,「2030SDGs」又は「SDGs de 地方創生」のカードゲーム体験を中心とする学習会

カードゲーム「2030SDGs」とは
 SDGsの17の目標を達成するために,現在から2030年までの道のりを体験するゲームです。小学生(4年生以上)から高校生におすすめのカードゲームです。

 詳しくは一般社団法人イマココラボのホームページをご覧ください。

カードゲーム「SDGs de 地方創生」とは
 SDGsの考え方を地域の活性化に活かし,地方創生を実現する方法について参加者全員で対話し,考えるためのゲームです。大学生におすすめのカードゲームです。

 詳しくはSDGs de 地方創生事務局のホームページをご覧ください。

3 補助対象経費
 学習会講師の謝金・旅費,教材・機材のリース代等,学習会に係る経費

 ※講師の昼食代・お茶代,資料印刷代は補助対象外です。

4 補助率 10/10
5 補助上限額 50万円/年
 ※1,000円未満に端数が生じた場合は,これを切り捨てます。

 申込は1年(1回)限りです。一度補助金交付を受けた学校は申請することができません。

6 申請方法
SDGs学習会講師派遣調整表をメールで提出してください。

SDGs学習会講師派遣調整表
 記入例入り (Wordファイル)(62KB) 記入例無し (Wordファイル)(61KB)

7 提出先及び問合せ先
 広島県環境県民局環境政策課 環境活動推進グループ
 郵便番号:730-8511
 住所:広島市中区基町10-52

 E-mail:kankansei@pref.hiroshima.lg.jp

 電話:082-513-2952
 Fax:082-227-4815

8 受付期間
令和3年12月31日(金曜日)まで【必着】

申請の受付は先着順とし、申請額が予算額に到達した時点で、受付終了となります。

広島県ホームページ「ecoひろしま~環境情報サイト~」より

SDGsのカードゲームとは

【2030カードゲーム】
SDGsの17の目標を達成するために、現在から2030年までの道のりを体験するゲームです。

さまざまな価値観や違う目標を持つ人がいる世界で、我々はどうやってSDGsの壮大なビジョンを実現していくのでしょうか。

このゲームはSDGsの目標を1つ1つ細かく勉強するためのものではありません。「なぜSDGsが私たちの世界に必要なのか」、そして「それがあることによってどんな変化や可能性があるのか」を体験的に理解するためのゲームです。

そのためSDGsという言葉を聞いたことがない人やあまり興味関心がない人でもゲームが持つとっつきやすさと面白さで知らず知らずのうちに熱中し、楽しみながらSDGsの本質を理解することができます。

イマココラボホームページより

【地方創生カードゲーム】

「SDGs de 地方創生」とは、SDGsの考え方を地域の活性化に活かし、地方創生を実現する方法について参加者全員で対話し、考えるためのゲームです。

私たちは1年以上にわたる「SDGs de 地方創生」の開発とテストプレイを通じ、日本の各地域が抱える課題も、世界が抱える課題と根本原因や構造が相似形であることに気づきました。SDGsの考え方を理解することは地方創生にも役立てることができます。

そのことを直観的、体感的に感じて頂き、そして具体的なアクションへとつなげていただく、そのことを促進するためのゲームです。

SDGs de 地方創生ホームページより

カードゲーム2030SDGs と SDGs de 地方創生 の違い

カードゲーム2030SDGsとSDGs de 地方創生 の違い
SDGs de 地方創生ホームページより

2030SDGs(ニイゼロサンゼロエスディージーズ)はいまや国内のみならず海外にも広まっている、SDGsを体験的に理解する代表的なゲームです。同時に、様々な文脈で、また国内外を問わず活用されることを前提として作成したゲームですので、ゲーム内で用いるカードに表現されている内容は、主に世界を題材にしています。また、ゲームで用いるカードのひとつひとつの抽象度を高めに作成しています。

それに対して、SDGs de 地方創生 は地方創生に取り組む日本の自治体の具体的なアクションをカードの題材にしています。ですのでカードのひとつひとつにモデルとなる活動があります。国内の事例をもとにした具体的な内容が事例となっている。ということです。

2030SDGsはSDGsの本質を理解するのに役立ちます。SDGs de 地方創生は、地方創生がうまくいっている自治体とうまくいかない自治体、その両者の間にある違いは何かを考え、地方創生を実践する上でのハードルや問題が生じている根本原因は何かを理解することが中心になります。

SDGs de 地方創生ホームページより

カードゲーム体験を実施するメリット

 カードゲームの体験を通じて得られる「よりよい未来につながる確信」「楽しいという感情」「モチベーションの高まり」により、体験者の価値観や考え方を「変容」させる可能性が高まることが、カードゲーム実施のメリツトであると考えています。

 体験型研修では、受講者一人ひとりの「あり方」が良くも悪くも、現実世界の構造に関係している(つながっている)ことに気付くことができます。

 これによって、自分の意識をどう変容させるのかを自らの意思で決断できることが、単なるSDGs の知識のインプット(座学、講義)に留まらない意識の変容・行動の変容の必要性を感じ、新しい結果を生み出す転機となることが期待できます。

カードゲーム体験において起きること

 受講者が日ごろから「無自覚」・「無意識」に持ち合わせている価値観・考え方が表出します。

 ゲームにおいて受講者は、各自が持っている価値観・考え方を起点として現実の世界と同様の行動を起こすため、現実と同様のゲーム結果が顕われることとなります。その結果を踏まえ、ゲーム体験を振り返って得られる気づきや学び、反省点などを言語化し、「現実に置き換えたときに何が言えるか」を深めていきます。この研修の醍醐味は、このプロセスを経ることによって意識変容を起こせることにあります。

プロジェクトデザイン竹田氏 レポートより

受講者からのコメントは「知識」として「正しい・そうするべきだ」と知っていたはずです。
しかし、ゲーム体験型研修を終えて出てくる上記のコメントには、価値観・考え方の変容を通じた「腹落ち」が伴っているため、本質的に行動を変容させていける可能性が高まるのです。
簡単に言うと、「~しなければならない」が「~したい」に変換されます

プロジェクトデザイン竹田氏 レポートより

カードゲームを体験してみたい方は

  • 企業内研修で
  • 地域の勉強の場として
  • 学校で
  • 知人友人で

所用時間はおおむね二時間半から三時間です。

開催最低人数は6名からとさせていただきます。
ご興味のある方はお気軽にご連絡ください。

2030カードゲームの詳細はこちら

SDGs de 地方創生カードゲームの詳細はこちら