小野信彦様が経営される「株式会社リビングソーラー」様でSDGs de 地方創生カードゲームを開催しました。
こちらの会社は従業員教育として今回で3回目となります。今回は新入社員と現場の従業員の方が新たに参加されました。(こちらの会社ではオープン開催も1回実施されております。)

SDGsの考え方や17のゴールを意識した経営に特化
小野社長から創業から10年を迎えるにあたり、今後はSDGsの考え方や17のゴールを意識した経営に特化していくとのお話し。
合わせて従業員の意識の変容が大切であるとの認識から、その対策のひとつとしてカードゲームを実施したとのこと。



社長や役員の方も積極的にゲームに参加し従業員と一緒に楽しむ光景は、こちらの会社の雰囲気の良さをうかがい知ることができます。
カードゲームを通じて「対話」や「協調」の重要性を認識した従業員の皆さん、最初は緊張していた初参加の方も最後は全員笑顔で終えることができました。

このゲームでの気づきは、企業活動において必ず生かしてくださるものと確信しています。


ゲーム後は社長と営業、現場、事務の代表者と「SDGs宣言」の勉強会。。。
創立10周年を契機に本格的にSDGs宣言をし、さらなる企業成長の起爆剤にしたいとのこと。
まさに「SDGsは未来の羅針盤」ですね。
小野社長はSDGsへの扉を開けてくださった恩人であり、いわき市で最もSDGsに対する意識と「志」の高い方です。
普段から行政書士のお仕事でお付き合いのある会社のため、顔見知りの方ばかり😁
終始和やかな雰囲気でした。
福島イノベ機構Fukushima Tech Create 2021スタートアップピッチ での新規事業計画のプレゼン内容です。
こちら
民間企業がSDGsとまちづくりのカードゲームを体験する意義
SDGsの本質を“体感”として理解できる
カードゲームでは、ただの座学ではなく、ゲームを通じて「なぜSDGsが必要なのか」「持続可能でない状態とは何か」を直感的に学べます。これにより、SDGsが単なる“国連の目標”ではなく、日々の経営判断に直結する“自分ごと”として理解されます。
まちづくりとビジネスの接点を発見できる
ゲーム内では自治体・企業・住民などの様々な立場を演じながら、まちの課題に取り組みます。これにより、企業として地域にどのように貢献できるのか、逆に地域の課題が自社の事業機会となり得るかなど、ヒントを得ることができます。
多様なステークホルダーとの“対話力”が育まれる
他の参加者と協力・交渉しながらゲームを進めることで、立場の異なる人々と目標を共有し、調整する力(=ステークホルダー・ダイアログの力)を実践的に学べます。これは地域連携やCSR、共創ビジネスにおいて極めて重要な力です。
社内のSDGs推進・チームビルディングに役立つ
部署を超えた参加や異なる役割の体験は、社内コミュニケーションの活性化にもつながります。「SDGs担当部署だけが動く」のではなく、全社でのSDGs浸透にも効果的です。
企業の未来戦略と地域の将来像をつなげるヒントに
持続可能なまちづくりと企業の持続可能な成長は、実は密接につながっています。ゲーム体験は、脱炭素・人口減少・高齢化・地域経済活性化といったリアルな課題に対し、自社がどのように関わっていけるかを考える「未来戦略」のきっかけになります。
こんな経営者におすすめ!
地域との関係性を強化したい経営者
地元に根差した企業として、自治体や地域住民ともっと良い関係を築きたい、と考えている方。
まちづくりの視点をゲームで体感することで、共創や連携のヒントを得られます。
新しい事業のヒントを探している経営者
成熟市場の中で、次のビジネスチャンスや社会課題解決型ビジネス(CSV)の種を探している方。
ゲーム中の課題や他参加者との対話から、思いがけない着想が得られることも。
社員の意識改革や一体感づくりをしたい経営者
社内にSDGsを浸透させたい、部門間連携を高めたいと考えている方。
ゲーム形式なので、楽しみながら学べ、社内研修にもぴったりです。
地域課題を“自分ごと”として捉えたい経営者
環境問題、人口減少、雇用の流動化など、地域が直面する問題に漠然と関心はあるが、具体的に何をすればいいかわからない方。
ゲームを通じて、実感と行動のヒントが得られます。
“社会的価値 × 経済的価値”の両立を目指す経営者
単なる利益追求だけでなく、社会や環境への貢献も企業価値と考える経営者。
まさにSDGsの考え方そのものであり、ビジョンと戦略の再構築に役立ちます。