例年実施している中小企業家同友会全国協議会の「同友エコアンケート」。

今回は「環境経営・エネルギーシフト・SDGs」(2024)に関するアンケートへの回答方法についてみんなで勉強する場を設けてみました。
(参加してくださった皆様、ありがとうございました。)

申請~受賞できたらもちろん最高ですが、まずは自社の現在位置やバランスを知るだけでも皆様にとって大変価値があると思います。 

【過去3回奨励賞を受賞した私の体験談、作成のポイント】

  1. どんな条件があるのか、どんな活動が対象となるのか
  2. 自社でやっていることをどう表現するか
  3. やれていないことについて、今後やるのであればどういう計画とするか

過去の回答した内容、今年申請する考えの内容の(例)も交えて、ポイントや自由記述欄への書き方などをお話ししました。

これまでの受賞内容の歴史

福島県中小企業家同友会環境経営大賞2023 SDGs部門賞 を受賞

同友エコ2023-2024「同友エコ奨励賞」

同友エコ2020-2021「同友エコ奨励賞」

【アンケートを作成する応募するメリット】

  1. 脱炭素、生物多様性保全、サーキュラーエコノミー、経済活動におけるトレンドを知ることができる。
  2. アンケートに回答する中で自社の課題を発見でき、次の行動のヒントが得られる。
  3. 行動内容を公表することで就活者、新しい見込み客、先進企業の目に留まりやすくなる。
  4. 全社的な活動をすることで社員のモチベーションが上がる。

環境経営への取り組みは「企業価値の向上」「他社との差別化」「自社の優位性の確保」「社員のモチベーション向上」につながります。

【参加者の感想】

  • 同友エコ(環境経営・エネルギーシフト・SDGs)、自社とは関係ないと思っていたが、具体的な回答例をお聞きして理解が進んだ。これからやれることを考えて実践していきたい。
  • 自社の立ち位置がわかる。
  • アンケートを見て、自社でやりたい部分が見えた。
  • これだけでも、最新の環境ワードの勉強になる。
  • アンケートを見ると、自社の見え方が変わる。
  • 自社の環境(立ち位置)を知る、こういったツールが同友会にはある!!
  • 外部への発信だけではなく、内部への浸透(従業員の理解)にも努めたい。
  • 従業員と一緒に理解することで、モチベーションアップにつながるのでは?
  • アンケートを読み解いていくと、自社の見え方が変わる。
  • このアンケート項目を埋めていきたい。
  • 現状を知ること!
  • まずはアンケートに記載して自社の現在位置を理解していきたい。
  • 具体的な説明で、アンケートを記入するイメージができた。

まとめてくださった阿部所長、ありがとうございました。

【事務局コメント】


今回の同友エコ(環境経営・エネルギーシフト・SDGs)アンケートは、
①自社の取り組みの整理
②自社の立ち位置の確認
③自社の存在意義の理解
に役立つツールとして活用できると感じました。

 外部発信(アウトプット)だけでなく、社員を巻き込んだ内部共有(インプット)も重要です。このアンケートを活用することで、自社実践の整理ができ、外部環境の変化にも対応できる強い企業体質構築の一助になると思います。

 SDGsの文脈を取り入れた実践により、世界に通用する取り組みへと進化していくことも期待されます。

 今回のアンケートでは、環境というキーワードへの特化でしたが、経営全般に置き換えてみると、改めて同友会の経営指針(理念・10年ビジョン・方針・計画)策定の重要性も再認識できました。

 経営指針にSDGsを取り込み、実践を重ねることで、環境変化にも強く、事業を永続できる企業となるステップに繋がるものと考えられます。

※活動記録情報の取り扱いに関する事前表明 済