今年度もSDGsを中心に勉強する研究グループが始動しました。

撮影者:阿部所長(奥で撮影している方)。いつもありがとうございます。

福島県中小企業家同友会

今年度のスローガン及び活動計画案について

SDGsに無関心でも無関係ではいられなくなる時代になりました。

それなら自分のこととして取り組んだ方がいいに決まっていますね。

今年度の活動計画

  1. 4月から施行されるプラスチック循環法。
  2. 経営指針(経営方針・経営計画)にSDGsを取り込む方法。
  3. いろいろなカードゲームを体験しよう
    1. 地方創生カードゲーム
    2. SDGsトークカードゲーム
    3. SDGsゲットザポイントカードゲーム
    4. アクションカードゲーム X クロス

カードゲームは最低人数に達していなくてもやっちゃいます(笑)

SDGs最新情報・活動報告

2021年度いわき支部から優秀賞受賞の報告

皆様のおかげです。ありがとうございました。
報奨金でカトラリーセットを購入しました。
もちろん購入先は中小企業家同友会いわき支部の会員企業。

ふくしまSDGs推進フォーラム 2022.2.17

SDGs18番目のゴールは ふくしま復興 だそうです。

当日は冒頭内堀知事からSDGsと福島復興についてお話しがありました。

ふくしまSDGs推進フォーラム|ふくしまSDGs’ SDG(Start Dash Gathering)

ふくしまSDGs推進プラットフォーム

私の顧問先には登録申請をご提案し申請しています。登録申請することでSDGsの扉を開ける大きな前進となります。

福島県立福島西高校でSDGs講演 2022.5.11

400名の生徒、20名の教員の方にSDGsの講演をいたしました。
特に高校生世代にとっては2030年から2050年は現実世界。
今の大人の方とは明らかに意識が異なります。

アース・オーバーシュート・デー

  • 人類が消費している自然資源の量(再生産量とCO2吸収量)が、1年間に地球が再生できる自然資源の量を上回る日のこと。
  • 2021年の世界平均のアース・オーバーシュート・デーは7月29日、日本は5月12日(2020年)→5月6日。(2022年も同じ)
  • アース・オーバーシュート・デー以降は「地球の資源」に手を付け、「赤字状態」での生活をしているということになる。

大切なことは「で、どうする?」です。

オーバーシュートデーを遅らせる方策(例)

  • CFP(カーボンフットプリント)の削減
    • 商品 やサービスの原材料調達から廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクル全体を通して排出される温室効果ガスの排出量の削減が重要。
    • 例えば地産地消などをして運送による温室効果ガスの排出量を半分にできれば93日遅らせることができる。
  • レジ袋や、使い捨て食器、プラスチックゴミの削減をさらに推進。
資源の循環、地産地消が最重要ですね。

プラスチック資源循環促進法 を学ぼう!!

そもそもなぜ法整備が必要なのか

年間891万トン排出される廃プラスチックのうち、約84%がリサイクルされているとなっているが。。。

「サーマルリサイクル」 がリサイクル全体の56.5%

プラスチックをゴミとして焼却して発生した熱を発電や熱源に利用する、つまりエネルギー源として利用している=温室効果ガス発生。

「ケミカルリサイクル」 4.4% 廃プラスチックを元のプラスチック原料に戻す
「マテリアルリサイクル」 23.3% プラスチック素材に戻す

法律の概要

その他

【出典】

Do the United Nations’ Sustainable Development Goals matter for social entrepreneurial ventures?  A bottom-up perspective
国連の持続可能な開発目標は、社会起業家のベンチャーにとって重要ですか? ボトムアップの視点

ドイツのベルリンが拠点がある社会起業家15名に対して、SDGsに関する取り組みや考え方などをインタビューしています。
メーカーや教育、金融、コンサルなど業種は様々です。
インタビュー記録の分析から、社会起業家はSDGs達成に必ずしも積極的ではなく、社会起業家のSDGsに対する向き合い方は「SDGs伝道者」「SDGs機会主義者」「SDGs拒絶者」の3タイプに分類できるとされています。

SDGsを正しく理解すること、SDGsを意識した経営を行うことが、企業存続のキーワードです

参加者のご意ご感想(まとめ)

  • SDGsは、若者(社員)との共育効果が高い。共通の課題を共に考える土壌を与えてくれている。
  • ふくしまSDGs推進プラットフォームへ参加団体として、福島県中小企業家同友会と福島県中小企業家同友会いわき支部が参加(阿部所長より)
  • 現状の生活レベルを維持するために、環境負荷が高いことを継続するのか?生活の質を落とすことが必要とされるが、どのように折り合いをつけるのかが大きな課題。矛盾の部分を可視化し大いに議論、そして最適解を目指す。
  • 日本の廃プラ発生量の84%リサイクルの詳細に驚く。56.5%はサーマルリサイクル燃やした熱の利用でCO2を発生していた!海のプラスチック量の増加の内容を把握することが大事。
  • ファストファッションは洗濯だけでもマイクロプラスチックを発生。まずは、身近な現状を認識すること。
  • SDGsへの対応「3つのタイプ」は、実感レベルでわかりやすい。
  • SDGsカードゲームで、経営者と幹部社員のセット受講とすることも良いのではないか?社員との共育ち、価値観の共有に多いに寄与するものと期待できる。社員共育委員会とのコラボも期待できる。
  • 同友会いわき支部の全ての専門委員会活動は、SDGsのゴールにつながっているので、一つ一つ、理解と認識を深めていきたい。

今回も事務局の阿部所長には今回も大変お世話になりました。

次回の予定

お楽しみに!!