SDGsを活用した企業支援の事例として、福島県いわき市の株式会社高崎クリーンでの取り組みを動画にまとめてみました。
制作した理由・経緯
「SDGsの教育を通じて社員のレベルアップを実現したいので、他の会社で行っている具体的な事例を教えてほしい。」
というお問い合わせがあります。
私の面倒くさい性格上、膨大な資料を用意して完璧に説明しようとしてしまい、かえって伝わりにくくなるので、できるだけ簡単に説明できる方法として動画にしてみようと考えました。
高崎クリーン様を選んだ理由
株式会社株式会社高崎クリーンの 代表取締役 高崎 文孝様は、福島県中小企業家同友会いわき支部の支部長です。(このブログ作成時 2025.1.18)
たまたまですが、2014年1月私が入会した時の紹介者になっていただいた方であり、不思議なご縁のある方です。
- 社長の考えておられる将来の企業像、そのための人づくりのための課題認識とSDGsの本質の部分が合致していること。
- 社長から推進事務局、推進メンバーの体制がしっかりしていること。
- 活動内容の記録が双方で共有化できていること。
- 当初から全員参加であること。
そして
- 推進責任者がたまたま「高校野球部の仲間」でいろいろ相談しやすかったこと。
です🥎
高崎クリーン様SDGs推進活動の経緯
2023年7月に中小企業家同友会いわき支部の例会でSDGsのお話しをした直後、高崎社長からSDGs教育のご依頼がありました。
事前打ち合わせでお願いした推進体制もしっかり整備してくださり、9月よりキックオフしました。
その後は原則全員参加での定例勉強会を毎月欠かさず行っておりますが、社員の皆様の顔つき、グループ対話の質が明らかに変わってきています。
またホームページも見直ししてくださり、活動実績を公表できるようにしてことで、社員のモチベーションアップ、企業価値向上、エシカル就活のPRにつなげられるようになりました。
動画制作は薗田くみ子さん
今回も、動画制作は「リリー行政書士事務所」 代表 行政書士 薗田くみ子さんにご依頼しました。
ホームページ
迅速な対応スピード、自ら調べる姿勢、そして全体の構成力において高い信頼を寄せられる方です。
専用の依頼シートに必要事項を入力していく過程で、こちらも依頼する内容を整理できるようになります。
また途中途中で 報・連・相 をしっかりしてくださるので、方向性の再確認や細かい修正のやり取りをすることができます。
価格体系、各種条件もとてもわかりやすいです。
高崎クリーン様の紹介
株式会社高崎クリーンは平成16年に設立され、以下の３つの経営理念を胸に、20年以上地元いわき市に密着し、一般廃棄物収集運搬業や、産廃処理業をメインに、様々な事業を展開しています。
2023年7月、大内法務行政書士事務所が福島県中小企業家同友会いわき支部の例会で、SDGs、脱炭素、カーボンニュートラルと企業経営について講演をしたところ、高崎社長が感銘を受けご依頼をくださいました。
当時高崎クリーンでは、役員以外の組織が確立しておらず、今後、組織化を図ることや社員教育の常態化させることなど課題がありました。
その一環として、自社が環境ビジネスをしていることに対する従業員の意識づけ、SDGsの勉強会の有効性を感じた高崎社長の熱い想いを実現するために支援が始まりました。
初めは、推進メンバーとの顔合わせとして事前レクチャーを行い、高崎社長からSDGｓ教育導入の目的や、教育を通じて社員に期待することの説明を行いました。
毎月一度の定例勉強会では、話を聞くだけではなく、社員1人1人が感じたことをアウトプットする時間、異なる部署で編成したグループ内での対話の時間を設けることで、チームビルディングにもつながるようにしました。このワークはジブンゴト化する思考のクセをつけるための欠かせない時間です。
ほかにも、様々なカードゲームへの参加や、環境省30by30への登録も行いました。
そしてSDGs勉強会を開始してから1年後には、ふくしまゼロカーボンアワード２０２４への申請にチャレンジし奨励賞を受賞いたしました。
社員からは前向きな感想や意見が数多く寄せられています。
「共通目標を持ち、エネルギー節約や安全運転などを心掛けるようになった。」
「将来のエネルギー源について先のことを考えるようになった」
勉強会を続け、実際に実行していく中で、社員1人1人の意識が変わった証拠と感じているところです。
2025年以降も続くSDGs活動は、全ての方が幸せを感じられるような会社を実現するための手段として継続してまいります。
「心地よい環境を創造し、子供たちと地球の笑顔を守る。」
「社員や関係する方の幸せと成長を実現させる。」
お気軽に大内法務行政書士事務所に、ぜひご相談ください。