数か月前、伊藤社長より社内定例全体会議のメニューとして「社員研修」を実施したいとのご相談をいただきました。
- 最近研修自体を実施していない。
- 安全運転やハラスメント問題についての意識を向上させたい。
何度か打ち合わせや資料のやり取りを行って方向性を確認し、最終的に幹部社員の皆様にも相談させていただきながら細部の内容とレベル合わせを行い、当日の資料をまとめてみました。
資料構成の考え方
- 講話時の資料は外部の信頼できる資料やデータに基づくこと。
- 個人と企業に与えるリスクについての危機意識を持ってもらうことに重点を置いたものとすること。
- 誰かを悪者にしないこと。
- (できれば)今後につながるものに。
- 実施したことが定着すること。(してほしい)
テーマ
- 1.交通安全教育
- 危険運転に関する運送業者へのSNS投稿の事例
- ハインリッヒの法則と交通事故の関係を知る。
- 安全軽視・危険運転が招く破滅へのシナリオ。
- 過去の重大交通事故が原因で会社が多大な影響を受けた事例。
- 危険運転行動の棚卸し。
- 全日本トラック協会のヒヤリハット集活用のススメ。
- 2.ハラスメント教育
- NOハラスメント「あかるい職場応援団」の動画と資料をもとにハラスメントのキホンを知る。
- ハラスメント問題発生時の最悪の事例と防止対策を学ぶ。
- ハラスメントが該当する刑事罰、民報上の不法行為について。
- アンコンシャス・バイアスがハラスメントにつながるケース。
今後について
一過性で終わらせないことが会社と社員に定着させるために重要です。
- 振り返り、対話、発言のワークをする。
- テーマや問いを変えて継続して行う。
参加した社員の感想や意見は後日まとめる予定です。