株式会社マルベリィ様は、福島県を中心に茨城県、千葉県にも飲食店を展開している企業です。
本日は桑名社長からのご依頼をいただき、SDGs教育の一環として開催いたしました。
CHANGE FOR THE BLUEカードゲームとは
「CHANGE FOR THE BLUE」カードゲームは、海のごみや汚れを減らす行動のシミュレーションを通して海洋ごみ問題について考えるきっかけとしてもらえるように「CHANGE FOR THE BLUE in富山実行委員会」と株式会社プロジェクトデザインが協業で開発したゲームです。
CHANGE FOR THE BLUEカードゲームとは
イントロ
・海洋ごみ問題の最新情報
・なぜ海洋ごみが減らないか
四倉海岸で集めたごみを見ていただきました。
ごみからわかること。
・大半は特定の人が捨てたごみではない。
・私たちが普段生活で使用しているものが海に流出している。
・驚くようなごみもある。(散弾銃のプラスチツク薬莢と推測されるもの)
・漁業者や釣り人も加害者である。
ゲームの様子
ゲーム中の様子の一部を動画にしてみました。
まずは楽しむこと。
ゲームの結果
「マルベリィの海」は、市民意識と技術が高まったものの、便利さが低下し、ごみ・汚れが減らない結果となりました。
振り返り
・海洋ごみを減らすために私たちができること
・参加者の振り返りのワーク
ゲームを通じ、気づいたことや感じたこと(なるほど!と思ったこと、モヤモヤしたこと)
- 正しく理解して行動することでよい結果につながる。
- 会社の取り組みでもごみは減らせる。
- 何も考えていないとただゴミは増えるだけだ。
- 良かれと思ったことがマイナスになることもある。
- 意識の中で「このぐらいはいいか」と思っているのがごみを増やしている部分がある。ちゃんと理解することが大事。
- 知識不足だった。
- ごみを減らうとすると不便になる。
- 思ったことと結果が違って驚いた。
- スポンジは使うことがいいわけではないこと。
- マイバッグを使うとごみ・汚れが増えたのが疑問だった。
- もっと話し合ってからカードを実行すればよかった。
- 問題意識の低さ。
- 社員会議ではペットボトルの飲み物はNG。
- 市民意識と技術が低いとごみを減らすことにつながりにくい。
- 全員で協力しないと良い結果につながらない。
もう一度このゲームを行うとしたら、あなたはどんな行動をしますか?
- 情報共有の大切さ。
- 先入観を捨てて常識を疑う。
- 良い結果の情報を自分から発信する。
- 目標を全体で決める。
- ターン開始前に方向性を決める。
- 周りの情報を仕入れてから行動する。
- 身近にところからごみを減らす。
- 新しい考えで挑んでみたい。
- 市民として皆と考えを深める。
- ごみを減らす行動を優先する。
- みんなとまわりを一緒に巻き込んでいく。
- みんなと話し合っていい方向にしていく。
- カードの内容をよく読んで結果を考えながらカードを選ぶ。
今日学んだこと・気付いたことから、あなたの中の変化は何がありますか。
- 一番最初に変わるのは自分自身。
- まず意識を変えること。
- 買い物は自転車で行くようにする。
- 海洋ごみに対する意識を高める。
- 少しのことでも続けることで変化させることができる。
- 自分の意識の低さとズレを感じた。
- より海岸をキレイにしていこうと思った。
- 日用品の買い方、使い方をもう一度考えてみる。
- 買い物するときに今後はマイバッグを持っていく。
- 再利用や修理をして使えるモノは使う。
- ごみを減らせるカードを選ぶ。
- 他のチームとの情報共有。
- 夜のごみ出しをやめる。
- ペットボトルの飲み物をなるべく買わないようにする。
- ごみを発生させない生活をしてみようと思った。
- マイボトルを持ち歩く。
- ごみの分別をしっかりする。
今日の体験を経て、興味や関心がわいて 「もっと調べてみたい!」 「取り組んでみたい!」と思ったことは何ですか。
- 5Rについて具体的に活動してみます。
- 海洋ごみについてもっと知りたい。
- ごみの分別を詳しく知りたい。ごみを細かく分別して出すようにする。
- 自社の省資源貢献商品であるクリクラの営業だけでなく、会社全体としてSDGs活動をしたい。
- 社外の友人などにも知ってもらって活動を働きかける。
- いわき市の取り組みなどを詳しく知りたい。
- 国産木材と外国産木材を使用した時の違いや効果について調べてみたい。
- 今回実行しなかったカードを選ぶとどういう結果になったかを知りたい。
- 外国のごみの分別がどうなっているか。
- 海洋ごみはどのように回収しているのか。
- ごみ拾いのボランティア活動。
- マイクロプラスチックを魚が食べて人体にどのような影響があるか。
- 今日体験したことを子供たちに伝えて家庭で取り組んでみる。
- マイバッグ、マイボトルを持つ。長く使う。
その他
参加した社員の方より
私がPTA役員をしていた時にこのようなカードゲームの存在を知っていたらどれほど子供たちにとっての学びになったかと残念でなりませんでした。
学校の先生方も何を教えたらよいか困っているはずなんです。
学校の授業などでぜひこのゲームをやってほしいと思います。
知人に話してみます。
マルベリィ様では海洋ごみ削減につながる商品「クリクラ」の販売もしており、海洋ごみ問題をジブンゴト化するために必要な考え方と行動変容の大切さを腹落ちするいい機会になりました。