脱炭素まちづくりカレッジin福島の体験報告
先日、脱炭素まちづくりファシリテーターが集う「6月定例ミーティング」にゲストスピーカーとしてお招きいただき、5月に開催した「脱炭素まちづくりカレッジin福島」での集客事例について報告させていただきました。
同じ志を持つファシリテーター仲間に向け、地方におけるSDGsイベント集客のリアルな課題と、持続可能な運営のための戦略について本音でお話しした内容を共有します。
5月27日開催の脱炭素まちづくりカレッジin福島の体験報告。

1. 地方におけるSDGs集客の「リアルな壁」
今回のイベント集客を通じて、改めて地域の現状が浮き彫りになりました。多くの経営者や市民の方へアプローチしましたが、反応は様々です。
- 組織・経営者の反応
- 忙しくて余裕がない」「今は利益が優先」といった声や、そもそも「自分事」として捉えられていないケースが散見されました。
- 市民の反応
- 「行政がやるべきこと」という認識が強く、個人の課題として認識されにくい現状があります。
しかし、その中でも「待っていました」「これからは重要な活動ですね」と熱心に応援してくださる方々も確実に存在します。
重要なのは、無反応な層に落胆することではなく、「誰が響くのか」を見極めることです。
2. 「無料開催」からの脱却と持続可能性
講演の中で特に議論が白熱したのが、「無料開催と有料開催の是非」についてです。
私は、SDGs活動こそ**「経済性と社会活動の両立」**が不可欠だと考えています。
- ブランディングの観点
- 継続的に発信し、価値を提供し続けることで信頼が蓄積されます。
- 質の担保
- 参加費をいただくことは、主催者側の覚悟の表れでもあり、参加者のコミットメントを高めます。
- 「無料だからとりあえず参加する」のではなく、目的意識を持った方とつながることが、結果として質の高いコミュニティ形成につながります。
私自身、原則として無料での安易な開催は行いません。
それは、活動自体を持続可能なものにし、プロフェッショナルとして責任ある価値を提供し続けるためです。
3. 仲間を増やし、行動を変える
集客は単なる数合わせではありません。私たちの想いに共感し、共に行動してくれる「仲間」を見つけるプロセスです。
- 発信し続けること
- 誰かが見てくれています。
- 実際、SNSの発信を見て突然連絡をいただくこともありました。
- 行動変容の起点
- ゲーム体験会などはゴールではなく、意識を変える「スタートライン」です。
今回の登壇を通じ、全国のファシリテーターの皆さんと刺激的な意見交換ができました。
この経験を、福島県内でのSDGs導入支援や企業の持続可能な経営サポートに還元してまいります。
【SDGs導入・イベント企画のご相談】
「SDGsに取り組みたいが、何から始めればいいかわからない」「社内浸透や集客に課題がある」という経営者様、ぜひ一度ご相談ください。
行政書士としての法的視点と、ファシリテーターとしての実践知で、御社の持続可能な成長をサポートします。
私自身はファシリテーターのライセンス取得を通じて
「自分の未来」
「個人としてのあり方」
にあらためて向き合ったりすることで考え方や行動の仕方が変わるきっかけになりました。
皆さんと話し合ったこと
- フリー集客とターゲットを絞った集客の違い
- 脱炭素やカーボンニュートラル、SDGsに対するリテラシーの高い階層や年代、業界が、その後継続性があるとは単純には言い切れないところに難しさがあったりするのでは。
- ゲームを体験する、参加することが目的化している人々は、その後の継続性、発展性が期待できないのではないか。
- 無料開催と有料開催の是非は、開催する側の目的意識とその後の活動までイメージできているかが大切。
- ネットを活用した集客とリアルでの集客の効果の違い
全国各地から高い意識を持って集まった皆さんとの会話は、いつもたくさんの刺激をいただけます。
言い残したこと
- 私たちの思いを共有、共感する仲間を増やすことが最初にやるべきこと。そのために何が必要なのかは人それぞれかなと。
- ゲーム体験会は行動変容のきっかけ、スタートライン。(実施者にとっても参加者にとっても。)
- 継続すること、発信し続けることが自身のブランディング、認知度向上につながる。
- 誰かが見てくれている、見つけてくれる。と信じる。
- その結果として突然連絡が来ることがあった。
- SNSプロフィールを見直すことは有効策のひとつ。
- オープン開催、無料開催は「その次の活動」を明確にしておくと意味があるかも。
- 学生や若年層の参加者には、ゲーム体験以外の社会経験やバランスの取れた正しい知識の習得が大切とお話し。
- 社会活動と経済性を両立させること。
これらの活動を通じて、私の自己表現、自己実現の場にしています。
私自身の体験や知識を地域の社会課題解決のために使ってもらえたらうれしいです。

