コミュタン福島SDGs学習プログラム「福島とSDGs」の第4期講座の進行役を務めさせていただきました。全6回の講座で昨日が第4回目です。
全体のスケジュール
今回は№4です。№3は大内参加しておりませんので報告は割愛させていただきます。
前回までの振り返りと今後の予定(事務局&大内)
・第1回 SDGsの基本と福島県の環境について
・第2回 福島県の再生可能エネルギーの取り組みについて
・第3回 施設見学…「磐城高箸」さん「ワンダーファーム」さん
グループ内でそれぞれ感想や意見を述べてもらい。代表者数名に報告していただきました。
今回のテーマと講師
「気候変動と防災・まちづくりについて学ぼう」~実験(なだれ、地震、液状化)を体験して 、自分が伝える側となろう~
国立研究開発法人 防災科学技術研究所 納口恭明 様(ナダレンジャー)
雪崩や土石流、液状化現象についての実演を通じて、「災害発生のメカニズム「防災との向き合い方」「自分たちがどう伝えるべきか」を学びました。
時間の大半は「参加型の実験」でした。
これまで知ることのなかった災害発生メカニズムを目の前で見ることができ、最初から最後まで感動の声が上がっていました。
また話術も巧みで、終始笑いの絶えない時間となりました。
災害は「日常」が突然「非日常」になること。の言葉がとても印象的でした。
最後にこのようなテキストをいただきました。
講座後にひとりひとりがナダレンジャーとして防災について広めていくことができる内容になっています。
大内からの補足説明内容
防災に関係した情報
- 災害の種類
- 災害発生時に必要となる事項=事前準備しておくこと
- 福島県の防災関連情報
- 全国の防災関連情報
SDGsとグリーンインフラについて
グリーンインフラとは...
自然環境が有する機能を社会における様々な課題解決に活用しようとする考え方
国土交通省
- 国土交通省
- 一般社団法人 日本建設業連合会
グリーンインフラとSDGsゴールとの関連性(例)
雇用機会の創出
と排出抑制効果
生態系の維持や回復
個人ワーク→グループ討議
防災意識を常に高めておく方法について
災害に強いマチにするために取り組むべき具体的な内容
福島県で取り組むべき内容
- グループ内で役割分担を決める
- 課題について意見を出し合う
- 似ている印象や意見の付箋をまとめて、見出しをつけてみる
- グループ同士の関連性を考えてみる
- 「福島県が取り組むべき内容」を選び、優先順位を決めて、班の意見をまとめる
- 発表
今回のグループワークは大人と高校生をひとつのチームにしました。
大人の皆さまの素晴らしい姿勢でとてもいいグループワークになりました。
最後に第5期講座の概要と注意事項(事務局より)をお話しして講座は無事終了。
次回は1/23の予定です。
事務局メンバーと振り返りのミーティング。
第1回第2回の反省点が活かされて、確実に運営のレベルアップが図られています。
一方ではオミクロン株の蔓延の状況による複数の対策案を決めておく必要が出てきました。
リモートでできること、リモートではできないこと。
延期や中止の判断基準とその判断タイミング。
今後もより緊密に連携していくことを確認して終わりました。