中小企業家しんぶんより

中小企業家同友会全国協議会主催、中同協環境経営委員会&同友エコ最終審査において、全国1700社を超える応募から「同友エコ奨励賞」を受賞しました。

今日(2024年6月12日)はリモートでの表彰式に参加。

2019.2021に続き3度目の受賞です。

とてもうれしいです。

福島県から5社も。

大賞に福島県の朝日ラバーさんが選ばれました。

誇らしいです。

「環境経営・エネルギーシフト・SDGs」に関するアンケートに回答する方式でエントリーしました。

  • 1度目2019年は、SDGsに取り組み始めた内容で受賞。
  • 2度目2021年は、SDGsの知識や最新情報を中小企業家同友会で継続して発信していることに対して受賞。

活動していると、新たな課題や新しい目標が出てきますので、常にアップデートしていかなければなりません。

私の報告内容が少しでもお役に立てたらうれしいです。

2019表彰状

2021表彰状
2023福島県中小企業家同友会環境経営大賞SDGs部門賞

エントリーした内容

今回はこの数年の啓発活動として、

①中小企業家同友会いわき支部会員企業との伴走活動の事例

②福島県内の自治体や民間企業と行ったカードゲーム型の教育プログラム事例

などを報告しました。

具体的な活動(例)

  • 中小企業家同友会会員への啓蒙と啓発の推進、行政や地域団体との共同活動による地域社会の活性化への貢献。
  • 自身の学び向上と中小企業家同友会会員への啓蒙啓発と実践支援のため、SDGsカーボンニュートラル推進研究グループを設立しSDGs・カーボンニュートラル・脱炭素の最新情報の勉強会とカードゲーム型教育プログラムを開催。

環境経営について、具体的な取り組みや成果、課題

【成果】

  • SDGs関連の支援を希望とする企業への支援(福島県内民間及び各種団体)
  • 行政職員研修(会津美里町、3年連続)。
  • 高校生へのSDGs教育(南会津高校、福島西高校、その他)。
  • 5月27日福島県初開催「脱炭素まちづくりカレッジ」では福島県内各地から40名を超える参加者。
  • いわき市環境企画課や近隣自治体、福島大学や東日本国際大学への足掛かりを作ることができた。

【課題】

  • SDGs、環境問題への意識や取組み度合いにおいて自治体格差、企業間格差が拡大している。

事業活動におけるインプット削減

①オール電化 ②省エネ性能の高い機器に買い替え ③照明をLED化 ④窓を3層 ⑤コピー用紙と名刺をSFC認証品に変更 

事業活動におけるアウトプット抑制

①周辺の除草した草や植木の枯れ枝はその場に敷いてマルチング。②コーヒーかすは肥料として再利用。③カレンダーを受け取らない ④包装材を受け取らない、持ち帰らない ⑤飲み物はマイボトル 

事業活動の社内・社外面の事例

①地産品の意識的な購入 ②エシカル品の購入 ③福島県中小企業家同友会いわき支部における定例勉強会 ④SDGs、カーボンニュートラル、脱炭素、海洋ごみ削減にフォーカスしたカードゲーム型教育プログラムの企画と実施 

地域社会や地球環境に関する取り組み

  • まちづくり団体の理事となり持続可能なまちなか再生、利活用計画の立案、メンバーに対するSDGs教育や活動の情報発信
  • いわき市カーボンニュートラル宣言への賛同企業募集活動への協力として中小企業家同友会いわき支部会員の登録を支援 
  • 福島県地球温暖化防止活動推進員として情報発信やイベント参加、チラシ配布などの啓蒙啓発活動

建物のエコ化に関する取り組み事例

  • 窓を減らしたり、窓を3層化して断熱機能を強化。
  • 玄関ドアを断熱と防犯機能を備えたものに交換。
  • 浴槽を保温機能の高いものに交換。
  • オール電化に変更。
  • 地元大工さんに依頼。

廃棄物や資源循環に関する取り組み事例

  • 福島県中小企業家同友会いわき支部SDGsカーボンニュートラル推進研究グループとして定例勉強会の開催と実施内容の情報発信 
  • カレンダーなどのノベルティグッズを受け取らない 
  • 団体からの郵送物をメール配信に変更依頼

SDGsについて

【自社のゴール】ゴール8.10.11.17. 

  • 福島県中小企業家同友会いわき支部会員に対しての啓発活動 
  • 会津地区広報誌へのSDGs啓発内容の無料投稿支援 
  • 道の駅よつくら港への啓発チラシの掲示 
  • 地元まちづくり団体における活動方針へSDGs活動を明記

SDGsについて具体的な取り組みや成果、課題

【取り組み、成果】

  • 福島県中小企業家同友会経営者交流大会での講演とワークショップ開催(2021.11月) 
  • 福島県経営労働委員会において「経営指針とSDGs」について講演(2022.1月) 
  • 2023年9月25日に脱炭素まちづくりカレッジin中小企業家同友会いわき支部を開催。
  • 2023年10月22日に海洋ごみ問題に特化したCHANGE FOR THE BLUEカードゲームを開催。

【課題】

  • 正しい知識や考え方を学ぶ機会がない 

活動に取り組むメリット

  1. 環境問題、まちづくり、事業発展、その他の社会課題への感度が高くなります。
  2. 物事に対する見方が俯瞰的になり、思考の偏りが改善され考え方のバランスが良くなります。
  3. 立場や年代、地域の垣根を超えた関係構築ができるようになります。
  4. 自分自身のあり方、生き方を見直すきっかけになります。