広報「浜風」に掲載
福島県中小企業家同友会いわき支部会報「浜風8月号」に掲載していただきました。
当日の内容
6月25日は福島県中小企業家同友会いわき支部 6月環境委員会公開セミナー
いわき市生活環境部環境企画課坂本係長から講話していただきました。坂本係長ありがとうございました。
いわき市は2023 年11 月に2050 年までに脱炭素社会の実現を目指し、その取組みを加速化する「いわき市脱炭素社会実現プラン」を公表しました。
6月定例議会でも市議会議員より脱炭素社会について、市の取り組みについての質問がありました。こちら
2024年11月にはいわき市カーボンニュートラル推進月間が実施されます。
1.坂本係長よりいわき市脱炭素社会実現プランの概要
2.坂本係長との質疑、意見
3.参加者一人一人の振り返り発表
4.渡辺福島県中小企業家同友会代表理事のまとめ
坂本係長より
- いわき市が以前から取り組んでいた「省エネ診断」を行える人が減少している。
- 省エネや脱炭素を推進するためには、全体的な視点を持つプラットフォーマー型の人材育成が急務。
- 環境教育の強化と普及啓発に関して、皆で取り組む必要がある。
参加してくださった会員の皆さん
環境問題をジブンゴト化している方々。
地球温暖化(いわき温暖化)は、人類(市民)にとって解決しなければならない喫緊の課題であるとともに、環境対策はもはや経済成長の源泉です。
無関心でも無関係では入れない時代。
正しい知識や世界や国の最新情報を取り、環境に特化した事業や取り組みが、企業価値向上や就活にもプラスになることが言われています。
質疑、意見交換、振り返り
- 企業や個人の具体的な取り組みはまだ模索中であることが質疑応答から見受けられた。
- 効果的な事例の共有が必要「いわきモデル」の進化が期待される。
- 本日のテーマは広くて深く、一社や一人だけでは解決できないと改めて認識。
- 勉強会参加後も具体的な手法に迷うが、自分たちができることから実行している。
- 大規模メガソーラーのための山野開発による自然破壊のメンテナンス(植林など)が必要ではないかと懸念。
- 弊社でSDGs宣言を行ったが、社員と話す中で前向きな意見が多く、潜在的な意識が高いと実感。
- 原発推進の世論を警戒しており、福島だからこそ再生可能エネルギーによる問題解決策を示してほしい。
- 本日のテーマを学校教育の一環として啓蒙してほしいとの要望に対し、市側は冊子配布や授業素材、出前講座の利用を進めていると回答。
- 具体的な事例をもっと知りたいという要望に対し、「デコ活」を参照するように案内。