福島県中小企業家同友会

素敵な横断幕😊

限られた時間内で報告することの体験、今回の報告用に作成した資料、ワークショップで皆さんにまとめていただいた付箋は、私にとっての貴重な財産。


例会委員長の長谷川さんには大変お世話になりありがとうございました。

本日のレジュメ

SDGsとは?

  1. 開発途上国から先進国まで、地球全体、全地域の将来の目標。
  2. 17のゴール、169のターゲット、232の指標
  3. 誰一人取り残さない(leave no one behind)が基本理念。
  4. 人権尊重・格差是正。
  5. 政府・各自治体・企業(NPO)・地域の組織・市民等の全員参画。
  6. 現在起きているあらゆる課題に対して対応を促す。
  7. 経済・社会・環境の3つの側面の調和、同時に解決する。
  8. 解決策が自己満足(新たな問題を生む)にならないこと。
  9. 未来の人も困ることなく暮らせるために。

SDGs期間が半分過ぎました。7/2からは後半戦

どんどん取り組む際の負荷が大きくなること。

SDGs達成の具体的アクションに取り組む「最後の機会」

SDGsは目的ではなく手段

  • 変われない会社、社員は淘汰される。
  • SDGsは持続可能な企業経営、利益最大化の手段である。
  • 本業を通じて取り組むことで収益性を確保していくこと。

政府はなぜ地方創生とSDGsを、どうしてこんなにつなげようとしているのか

  • SDGsの考え方が、持続可能な日本を創るのに非常に効果的だから
  • これまででは想定してなかったことが重要な社会課題になってきたから

いわき市とSDGsの現在位置

  • いわき市はSDGs宣言をしていない。専用サイトもない。
  • SDGs宣言はしていないが、2022年頃に「いわき市 まちづくりの基本方針~まちづくりの理念と経営指針~ 」の説明資料中に重点的に取り組むテーマとの関連性としてSDGsアイコンが出てきた。
  • 福島県ふくしまSDGs推進プラットフォームには登録している。
  • 国にSDGs推進担当部局と回答した政策企画課の業務内容に「SDGs、持続可能、地方創生」のワードがない。

間違ったSDGsの考え方・取り組みの事例

  • 今の取組を結び付けて終わる。
  • 木を見て森を見ず。
  • CSRをSDGsのことと思い込んでいる。
  • SDGsには実施レベルとステップがあることを知らない。

SDGsの取り組むメリットの一例

  • 企業の社会的地位・企業価値向上
  • 新規取引先・顧客の獲得
  • 優秀な人材の確保
  • 売り上げ拡大・コスト削減

  • 様々な社会課題の関係性(因果関係、影響、原因と結果等)が理解しやすくなる。
  • 様々な立場(年代、職業、地域、国)の人の共通言語として理解を進められる。
  • 自分自身も社会課題に少なからず関係していることに気づくことができ、自身のあり方、生き方、今後の行動変容に繋げることができる。
  • 様々な関係者の協力により地域が活性化する。
  • 強み・弱みを知るきっかけになり、課題解決、発掘の手段となる。

SDGsの代表的な進め方…SDGコンパス

  1. SDGsを理解する
  2. 優先課題を決定する
  3. 目標を設定する
  4. 経営へ統合する
  5. 報告とコミョニケーションを行う

全国の中小企業家同友会のSDGs活動事例…愛媛県の株式会社平野様

中小企業家同友会いわき支部阿部所長に調べていただきました。

ありがとうございました。

実践事例はとても参考になるものばかりです。

株式会社平野様(平野薬局)

SDGsの取り組みについて

中小企業家同友会いわき支部の仲間の声

中小企業家同友会いわき支部の会員でSDGsに取り組んでいる仲間の皆さんの声をご紹介します。


脱炭素・カーボンニュートラルって?

お話しした概要

  • SDGsとの関係性、各ゴールとの係わり。
  • 岸田総理 2022年通常国会における所信表明演説。
  • デカップリングについて。
  • 政府の実行計画、ロードマップについて。
  • 脱炭素とまちづくりについて。
  • 企業における脱炭素経営について。
  • 金融機関が取引先に対して実質排出ゼロを要請する流れについて。
  • リコー、スコープ3削減シナリオを策定 のニュースについて。
  • サプライチェーン排出量について。
  • カーボンニュートラル達成とはどういうことか。
  • 現代のカーボンの循環とカーボンマップについて。

SDGs・カーボンニュートラル推進研究グループについて

今年度から名称を「SDGs・カーボンニュートラル推進研究グループ」としました。

SDGsカーボンニュートラル推進研究グループのこれまでとこれから

これまでの経緯

  • 2019年リビングソーラー小野社長とのやり取りがすべての始まり。
  • 2020年4月第4研究グループ立ち上げ。
  • グループでの報告資料を作ることが自身の知識を高めることに。
  • 2021.6月例会で登壇
  • 2021.11月経営者交流大会で登壇
  • 2022.1月福島県経営労働委員会で登壇
  • 2022同友エコ奨励賞受賞(2回目)

これからの活動計画

  • SDGsに加えて脱炭素・カーボンニュートラルについての学びを開始
  • 最新情報の収集と提供…アウトプットすることで自身の学びに
  • SDGsと脱炭素、カーボーンニュートラルと
  • 経営指針との結合
  • 企業経営とのマッチング方法
  • カードゲームで体感し理解を深める
  • 他の委員会とのコラボ活動…環境委員会、他の委員会と
  • SDGs学びの活動が新規会員勧誘などに利用できないか

SDGsを学んでわかってきたこと

  • 環境、人権、経済、社会課題がつながっている。
  • ある問題を解決することが新たな問題の起点に。
  • 自分の行動が負の影響になっている。(ことがある)
  • 自分の仕事や暮らし方、未来の人生観を変える。
  • 正しいSDGsを学んでいる人とそうでない人、SDGsを会社に取り入れているかどうかが見える。

SDGsの正しい知識と自社での進め方を学ぶ場を定期的に開催~SDGsを学ぶ研究グループ会【福島】

脱炭素まちづくりカレッジの活動報告

5月27日開催脱炭素まちづくりカレッジn福島の開催結果の報告。

中小企業家同友会いわき支部より14名のご参加をいただきました。

脱炭素まちづくりカレッジ
公認ファシリテーター

お気軽にご連絡ください。

いわき市カーボンニュートラル宣言について

いわき市カーボンニュートラル宣言

いわき市カーボンニュートラル賛同団体への登録啓発について

賛同団体になると…
  • 賛同いただいた団体に、「賛同証明書」を発行します。
  • 市公式ホームページやイベント等で、賛同団体として、PRさせていただきます。
  • 市から賛同団体に、カーボンニュートラルシンボルマーク、キャッチフレーズのデータ、啓発物品(ノベルティ等)を提供します。
  • 賛同団体のカーボンニュートラルに向けた優秀な取組み(温室効果ガス削減効果、燃料費削減効果等)について、ご紹介いたします。
  • 市等が実施する地球温暖化対策に関するセミナー、補助事業等の情報をメールにて配信します。
申込方法
  • 受付期間
    令和4年12月1日(木)~ (随時、受付中です。)
  • 申込資格
    市内で活動する団体(事業者・各種団体等)
    いわき市カーボンニュートラル宣言の趣旨に賛同していること。 
  • 応募方法
    市公式ホームページの応募フォーム
    ※ 下記専用サイトからのオンライン応募。
    ※ 原則、電子データ応募のみとさせていただきます。

https://logoform.jp/form/NczP/185278

登録を契機に...

  • 取組を開始するきっかけに。
  • 自社のPRに。
  • 従業員のモチベーションアップに。

振り返りのワークショップ

ワークショップ後の発表

皆様のアウトプット内容をまとめました。

これは私にとっても貴重な財産です。

本当にありがとうございました。

1.今日一番心に残ったこと。

  • 真剣に前向きに取り組んでいないことが恥ずかしく、本日の講演をきっかけにしてSDGsの学びを本格的に業務に取り入れたいと思った。ぜひ協力してほしい。
  • 脱炭素の重要性が再認識できた。
  • SDGs17ゴールを知ること、今すぐ行動することが重要。
  • 1人の100歩より100人の1歩。
  • いわき市がSDGsから遅れていること。
  • 今がゲームチェンジの時代、世界が大きく変化していることに気づいていないこと。
  • いわき市の一人当たりCO2排出量が福島県で最も多いこと。
  • SDGsを取り入れない企業は生き残れないこと。
  • SDGsが半分過ぎていることと、いまだ何もできていないこと。
  • バイオマス発電が環境に良くない場合があること。
  • ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車がいずれなくなる(販売禁止になる)こと。
  • 2100年に今の子どたちが生きていること。
  • SDGsに対応していかないと取り残される時代なんだということ。

2.自社の経営活動に取り込みたいと思ったこと。

  • 経営目標に具体的に表現し方向性を表したい。
  • まずは自社のCO2排出量や紙の使用量を調べ、自社の現在地を認識する。
  • コピー量を減らす。環境にやさしいフィルムの使用。
  • お中元お歳暮をやめる。
  • 生花→花輪に変更する。
  • FAXや請求書発行をやめる。
  • もっと勉強して自社の活動に合う内容を17ゴールから選定したい。
  • リサイクル、レンタルがカギになってくる。
  • カードゲームをやってまずはSDGsを知る。
  • ジェンダー平等、多様性のある社会への対応。
  • 何をどう企業活動につなげるか、取り入れるかをしっかり考えたい。

3.仲間の経営者や社員、家族に伝えたいこと。

  • 会社としてSDGsに真剣に取り組んでいくという経営者の決意を伝える。
  • 経営者がまず取り組むと決めること。
  • さぁまずは知ろう! すごく大事なことだから!
  • いわき市の一人当たりCO2排出量が福島県で最も多いこと。

4.質問や疑問、今後学んでみたいこと

  • どうすればSDGsに取組みやすい環境を作れるか?
  • 早くから取り組んだ自治体、団体や企業ではどのような効果がでてきているか? 先進事例を知りたい。
  • 全社員向けのSDGsとは? の講習会を早急にお願いしたい。
  • SDGsの理想と現実について知りたい。
  • 取り残されないための具体的な取り組み方。
  • 具体的な行動について教えて欲しいです!
  • 若い人にSDGsに興味を持たせるためにはどうしたらよいか?
  • 温室効果ガスの算出方法を知りたい。
  • SDGs17ゴールを分かりやすく理解できるミニブックはあるのか?
  • 電気自動車の問題点。
  • 太陽光発電はSDGsに貢献できるものなのか?

中小企業家同友会でのこれまでの活動の一部

中小企業家同友会いわき支部の広報誌「浜風」に掲載

「同友エコ奨励賞」の実践活動報告を行いました。

中小企業家しんぶんに私たちの活動が掲載。

同友エコ奨励賞の表彰

島県中小企業家同友会のPAGE第4号に掲載

10年ビジョンとSDGsの報告

福島県の中小企業経営者にSDGsの講師とワークショップ