経緯

  • 同友会環境委員会委員長リビングソーラー様が、2024/10/13-10/14第13回ふくしま再生可能エネルギー産業フェア(REIFふくしま2024)に出展しているブースに南相馬市の担当者(ゼロカーボン推進部署の責任者)が来場されました。
  • いわき市のゼロカーボン補助事業の案内ちらしを配布していた中に、カードゲームの紹介があり担当者が強い興味を持ったそうです。
  • 後日、リビングソーラー小野社長と大内とで南相馬市役所を訪問し、カードゲームの概要を説明したところ、正式に実施の検討を進めたいとの意思表明がありました。
  • 2024/12/22の脱炭素まちづくりカレッジに2名の職員が参加され、2025/1月に入り正式に開催依頼がありました。

リビングソーラー様のサイト

担当部署・担当者

南相馬市市民生活部脱炭素社会推進担当参事 高橋賢一様

南相馬市のゼロカーボン計画の状況

南相馬市ゼロカーボンシティ宣言の表明

南相馬市ゼロカーボン推進計画

南相馬市ゼロカーボン推進計画策定委員会

環境省の「地域脱炭素移行・再エネ推進交付金(重点対策加速化事業)」に応募し、「脱炭素重点対策実施地域」に選定

南相馬市の運営スタッフの皆さん

南相馬市脱炭素社会推進担当参事の高橋さん、環境政策課脱炭素社会推進係 末永さん

終了後のご感想

 参加者からは「カードゲームをやってよかった。」「脱炭素の理解が進んだ。」等のポジティブな感想をいただいております。

 今回初めてだったので職員に限定して行いましたが、高校生や事業者と連携した実施を検討していきたいと思います。

運営・サポートの皆さん

前回に引き続き、株式会社リビングソーラーの小野常務、酒井さん、進藤さんには大変お世話になりました。

リビングソーラー様のサイト

終了後のご感想

 私達はゲームの進行をサポートする立場ではありましたが、参加者の方たちと同様にゲームを楽しみながら新たな知識を得たり、覚悟することができ、大変勉強になる機会でした。

昨年体調不良でなかなか参加できなかった「たろうコンサルティング」の坂本社長にはサポート役として参加いただきました。

「次はゲーム参加者として体験したいです。」とのことでした。

終了後のご感想

 貴重な場に参加させていただきありがとうございました。

 問題の一部ではなく、解決するための一部になるために日々積み上げようと決意しました!

会場はこちら

気候危機・脱炭素の基本的な知識

  • 地球温暖化から気候危機へ
  • 温室効果ガスとは、国別の排出状況
  • 一人当たりのフードマイレージ、食料廃棄量、プラスチックゴミ、電力消費量
  • 平均気温上昇の推移と未来予測
  • 気温上昇により大きな影響が生まれると想定されるシナリオ
  • 私たちにできること

脱炭素まちづくりカレッジのPLAY

後半に入り、ある職員の方が

「全体のことを考えて行動しませんか~」という声掛けをしたところから、一気に対話と行動が活性化し、会場も参加者も熱気にあふれて終了を迎えました。

排出量目標の半減(50)まであと一歩でした。

参加者からは「ざんねーん」と大きなため息と、あと一歩まで来た達成感と高揚感が感じられました。

第3ターンから第4ターンの伸びがすごいことになりました。

スペシャルプロジェクトも数多く実行できました。

マイCO2算出のワーク~振り返りへ

マイCO2の算出…自分の排出量を「見える化」してみよう

あなたは毎日の生活の中で、どの程度の温室効果ガスを排出しているでしょうか?

簡単な排出量算出シミュレーションのワークを行っていただきました。

  • ① あなたの排出量や各領域の排出スコア
  • ② あなたの排出量にはどんな特徴がありますか?
  • ③ あなたの排出量の特徴にはどんな行動や習慣が関係していると思いますか?

福島県内の自治体別一人当たりの排出量を知ろう!

  • 南相馬市の排出量は?
  • 南相馬市周辺自治体の排出量は?
  • 自治体によって大きな違いがある理由はなにかを考えてみる。

振り返りのワーク

  • 意外と地域の状況や排出量を分かっていない。
  • 見える化することで、やるべきことが見えてくる
  • 一人ひとりが個人でできることは非常に限られている。
  • 解決策に決定的なものはない。
  • 短期的な利害が衝突し、やるべきことができないこともある。
  • 地域全体の包括的な視点を持ち、対話と協働によるまちづくりを進める必要がある。

脱炭素まちづくりカレッジとは?

  • 気候危機や脱炭素の基礎知識を身につけ、持続可能なまちづくりや地域づくりについて学ぶことができるカードゲーム型プログラムです。
  • ①脱炭素まちづくり BASIC[知識習得] ②脱炭素まちづくり PLAY ![未来体験] ③脱炭素まちづくり DESIGN[実践]のコンテンツで構成されています。
  • 2030年カーボンハーフを目指すシミュレーションゲームを体験する。
  • 気候危機や脱炭素の基礎知識を身に付ける。
  • 個人の排出量の見える化と振り返り、「移動」「住居」「食」などの様々な領域での排出量を削減するた めのプロジェクトを企画・具体化するデザインワークを行う。
  • 持続可能で豊かな地域を守り、作るために、地域の脱炭素化を推進する人材を育てる場として有効です。
  • 企業・学校・自治体向けなど様々なカレッジプログラムが提供可能です。
2023/5/27いわき市で開催した事例

脱炭素まちづくりカレッジin福島2023.5.27

脱炭素まちづくりカレッジinいわき2024.12.22

=== こんな方におすすめ!===

  • 気候危機や脱炭素は色々なところで聞くけど、正直あまり良く分かっていない
  • 気候変動対策や脱炭素の取り組みに興味はあるけど、なんだか難しそう
  • 具体的な脱炭素アクションを何から始めればいいのか学びたい
  • 学校教育や企業研修、自治体イベントなどで、学んでもらえるプログラムを実施したい

=== 主な実施団体等 ===

福島県いわき市、群馬県庁、石川県庁、兵庫県神戸市、島根県益田市、福島県会津美里町、和歌山県かつらぎ町、沖縄科学技術大学院大学、鹿児島県立鹿屋工業高校、愛知県立半田商業高等学校、株式会社群馬銀行、株式会社竹中工務店、福島県中小企業家同友会いわき支部