福島県消費生活課主催の「エシカルワークショップ(浜通り会場)」に参加しました 。

ゲスト講師は、持続可能な農業ビジネスに取り組む合同会社Tsunagi 代表の桑岡翔吾さんと、企業や学校向けに「課題発見のワークショップ」の設計を手がける下園さんのお二人。

そして司会は、地元でおなじみのラジオパーソナリティー、藤原カズヒロさんが務めます。

「エシカル(ethical)=倫理的」な消費とは、価格や品質だけでなく、人・社会・地域・環境に配慮した商品・サービスを選択する行動を指します 。

今回のワークショップのテーマは、「“ごみを減らす”ではなく“生まない”社会へ」 。

地元の高校生、行政担当者、経営者など多様な立場の方々と、未来のありたい姿(WILL)と具体的な行動(DO)を語り合いました 。

項目詳細
開催日時1月31日(土)
時間13:30~15:00(企業向け)
会場道の駅なみえ・大会議室

多様な世代と語り合う「浜通り会場」レポート

私が参加した「企業版ワークショップ(浜通り会場)」には、地元の高校生、行政担当者、企業経営者、一般市民など、業種も世代も多様な方々が集まりました 。

テーマは「ごみを“生まない”社会へ」

単に減らすのではなく、最初から出さない仕組みづくりについて話し合いました 。

WILL(ありたい姿)とDO(行動)

グループごとに、理想の未来と、そのために「自分自身ができること」を付箋に書き出し、熱気あふれる意見交換が行われました 。

福島県の現状を知る

なぜ福島県はリサイクル率が低く、ゴミ排出量が全国ワーストクラスなのかという厳しい現実にも向き合いました 。

世代間や、立場が異なる方との意識のギャップを埋める対話の重要性を、改めて実感する90分となりました 。

多様な想いの人々がひとつに集まる瞬間に参加できたことに感謝です。

会場内の熱気が高まっていたためか、あっという間に時間切れとなりました。

令和8年度も様々なことを計画しているそうです。

福島県消費生活課さんから最後にお話しがありました。

私もなにかしらでお役に立てたらと思います。

ステッカーをいただきました

SDGs・脱炭素と「エシカル消費」の密接な関係

行政書士・SDGs導入コンサルタントの視点から、今回の学びをビジネスや日常にどう繋げるべきか解説します。

「エシカル消費」とは、SDGsやカーボンニュートラルという「大きな目的」を達成するための、「具体的な手段(アクション)」です 。

SDGs・脱炭素・エシカル消費をセットで学ぶことで、日常の買い物がどう世界を変えるのかという「論理的な裏付け」が完成し、行動の継続性と説得力が圧倒的に高まります。

  • 論理的な裏付け
    • SDGs(目的)とエシカル消費(手段)をセットで学ぶことで、日常の買い物がどう世界を変えるのかという説得力が高まります 。
  • グリーンウォッシュの回避
    • 脱炭素の仕組みを知ることで、企業の「環境に優しい」という発信が本物か、単なるポーズ(グリーンウォッシュ)かを見極める「物差し」が養われます 。
  • ビジネスリテラシーとしてのESG
    • 金融機関や取引先、行政や投資家はすでに「環境・社会・ガバナンス」を重視しており、これらを繋げて理解することは今後の必須能力です 。
  • ジブンゴト化が加速する(継続性)
    • 例えば「この○○を選ぶことが脱炭素に直結する」と理解できれば、行動が習慣化します。

エシカル消費とSDGs、脱炭素とつなげる具体的なキーワード(例)

  • 地産地消(ローカル・ファースト)…目標11(住み続けられる街)
    • 輸送距離(フードマイレージ)を短縮し、移動によるCO2を削減する脱炭素の最短ルートです。
  • アップサイクル(創造的再利用)…目標12(つくる責任 つかう責任)
    • 単なるリサイクルではなく、元の製品より価値を高めること。ゴミを出さない(SDGs目標12)を象徴する言葉です。
  • フェアトレード(公正な取引)…目標1(貧困をなくそう)
    • 作る人の生活を守り、児童労働をなくす。「人」に焦点を当てたSDGsの核となるキーワードです。

信頼すべき「お墨付き」認証(例)

認証・団体名特徴信頼される理由
FSC認証森を守るマーク適切に管理された森林の木材であることを証明
MSC認証海を守るマーク「海のエコラベル」と呼ばれ、水産資源の保護を証明
国際フェアトレード人を守るマーク途上国の生産者に適正な価格が支払われていることを証明
B Corp社会全体を守る認証環境・社会に対して高い透明性を持つ「良い企業」の証
エコマーク日本の環境ラベルライフサイクル全体(作る〜捨てる)で環境負荷が低い

いますぐできる「身近なエシカル」(例)

エシカル消費は「特別な高い買い物」ではなく、「日常の選び方を変えるだけ」で成立します。

普段の何気ない選択が、実はSDGsや脱炭素に直結しているんです。

いつもの行動エシカルな行動つながる未来SDGsゴール
奥から賞味期限が長いものを取る「てまえどり」をするお店の廃棄量が減り、燃やす時の煙(CO2)が減る目標12・13
安さだけでコーヒーを選ぶ認証マーク付きを選ぶ途上国の子供が学校に行け、森の動物が守られる目標8・15
遠くの産地の特売品を買う近くの産地の「旬」を買う輸送距離が短くなり、排気ガスを大幅にカット目標11・13
使い捨てのプラ容器を買う詰め替え・大容量を買うゴミ山を減らし、マイクロプラスチックから海を守る目標14

エシカル消費は「透明だけど大切な糸」

あらためて「SDGsに逆行するような企業や地域は生き残っていけない時代」といった潮流が来ていると強く感じた場となりました。。

私たちの買い物は、世界中とつながる「透明で大切な糸」のようなものです。

スーパーで「てまえどり」をした瞬間、その糸の先にある「ゴミ焼却場」の煙が少し消えます。

認証マークのコーヒーを選んだ瞬間、その糸の先にある「遠い国の森」が1本守られます。

SDGsを学ぶことで、「透明だけど大切な糸」がどことどう繋がっているかが見えるようになり、行動変容のきっかけになることができるようになります。

「SDGsを経営に取り入れたい」

「具体的なエシカルアクションを社内で構築したい」

とお考えの経営者・自治体の皆様。

当事務所では、法務的な正確性とSDGsの指針に基づき、貴社の取り組みを一緒に考えるサポートをいたします。