コミュタン福島SDGs学習プログラム「福島とSDGs」の第6期講座の進行役を務めさせていただきました。(今回が最終回😢)
当初計画は2月6日に「SDGs de 地方創生カードゲーム」を実施する予定でした。
しかし新型コロナウイルスまん延防止等重点措置により2月26日に日程を変更。
その後期間延長となったため、カードゲーム自体も中止しリモート講座に変更することになり急遽講座内容の変更作業となりました。
全体のスケジュール
今回は№6です。(№3は大内参加しておりませんので報告は割愛させていただきます。)
今回の内容は...
これまでの振り返り
第1回から第5回までの講座内容をもう一度おさらいの意味で報告しました。
- SDGsの全体像と基本的な知識
- 再生可能エネルギーについて
- 施設見学
- 気候変動と防災・まちづくりについて
- 農業と環境分野の取り組み
本当に多彩な内容でした。
講座の内容はSDGsのどのゴールに結びついていたか
トレードオフに配慮する重要性
トレードオフの解消・緩和・相乗効果がSDGsの鍵
- 「トレードオフ」とは、何かを選ぶ際に他の何かを犠牲にする状況、新たな課題が生じること。
- どのようなトレードオフが存在し、どうすれば解消、緩和できるのか。
- 可能な限りトレードオフの緩和を図る
- 多くの相乗効果を生み出す施策を選択する
様々な社会課題を幅広くとらえながら取組むという複眼的な配慮ができたら、正しいSDGs活動になります。
SDGsの取り組み事例から学ぶ場合の注意点
- 情報の集め過ぎは×
- 他の事例は自分たちの考えをブラッシュアップすることが目的なら◎。
ただまねるだけだと必ず失敗する。 - 経営者や大人の皆さんに多く見られる悪い例。
自分たちの現状、資源、強み、を認識したうえで会社の方針を決めることが先決です。
個人ワークとグループミーティング~発表
Zoomのブレイクアウトルーム機能を使って実施しました。
事前にアンケートで討議したいゴールの希望を募りました。
SDGsのゴール達成に向けて何ができるか? ※自分ゴト化してみる
- やるべきことや自分にできること
- 行動にうつしたとき、何をターゲットにするか?
- (自分が行動したことにより)どんな効果があるのか?
- 1班 ゴール2 「飢餓をなくそう」
- 2班 ゴール7 「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」
- 3班 ゴール8 「働きがいも経済成長も」
- 4班 ゴール11 「住み続けられるまちづくりを」
- 5班 ゴール12 「つくる責任、つかう責任」
各チームごとに討議した結果を報告していただきました。
大変素晴らしい内容に感動😊です。
大内からは講評とさらに学ぶべきポイントなどをお話ししました。
閉講式😢
SDGsを学びたいという一点で詰まった20数名の参加者の皆さんの人的ネットワークを、これからも大切な財産として活かしたり、更にSDGsに学びを高めてくださいとお話ししました。
ひとりひとりからの感想と抱負
大人の参加者の皆さんは、高校生との交流を通じて自分自身を見つめ直す素晴らしい刺激をいただいたとのことでした。
高校生の参加者の皆さんは、今回の講座で多くのことを学んだことを、これからの高校生活や進路に活かしていきたいとのことでした。
日本の未来は明るいと感じた瞬間になりました。
参加してくださった皆さんは、これからもいつでもお気軽にご連絡ください。
まとめ
第6回講座でカードゲームができなかったことが心残りでした。
新型コロナウイルス対策なので致し方ありませんが、高校生の皆さんのゲームを通じて新しい気づきを得られる光景が見たかったです。
SDGsの学びは遅れて効果が出てくると確信しています。
今回学んだことが明日からすぐに劇的な効果がでることはありませんが、参加しようと意思決定したこことは、必ず未来に効果となって自分だけでなく関係する周囲にも好影響を及ぼすことでしょう。
「SDGsはコストではなく未来に向けての投資」
「SDGsを正しく理解し、早く行動することが成功の鍵」
「SDGsは未来の羅針盤」
「SDGsに無関心でいる人も、SDGsの課題に無関係でいられなくなる時代」
「SDGsに取り組むことは目的ではなく手段」