2023年5月27日13時よりLATOVにて開催しました。

企画当初は人が集まるか心配でしたが、皆様のおかげで多くの皆さんに参加いただき本当にうれしかったです。

  • いわき市役所環境企画課の皆様
  • 中小企業家同友会いわき支部の皆様
  • いわき市議会議員有志の皆様
  • うつくしま地球温暖化防止活動推進員の皆様


福島県初開催のこの学びの場は「ゴールではなくスタート」「目的ではなく手段」です。


福島県でいわきで第2弾、第3弾とつなげていきたいと思います。


イシュープラスデザインの藤田さん、公認ファシリテーターの川田さん、瀬尾さん、引地さんには大変お世話になりました。

画像右より私、川田さん、藤田さん、引地さん、瀬尾さん。

運営会社イシュープラスデザインの藤田さんには大変お世話になりました。

イシュープラスデザイン

脱炭素まちづくりカレッジ

何度も何度もわからない点にご回答いただき、無事に開催までこぎつけました。

直前に最終打ち合わせ

脱炭素まちづくりカレッジのプログラム

下記の3つのコンテンツを組み合わせたプログラムを行いました。

知識習得

脱炭素まちづくりに必要な地球温暖化・気候危機、緩和(削 減)・適応に必要な市民生活やまちづくりの対策に関する知識を学ぶ講義コンテンツです。

未来体験

行政、金融機関、民間企業などの地域プレイヤーとして、2030 年までに地域全体の温室効果ガス排出量の半減に向けて様々な プロジェクト実施にチャレンジするシミュレーションゲームです。

ゲームの開始!!

スペシャルプロジェクトを達成できました!!

実践

自分および自分達が暮らす地域の排出量を見える化し、「移 動」「住居」「食」などの様々な領域での排出量を削減するた めのプロジェクトを企画・具体化するデザインワークです。

  1. マイCO2の見える化
  2. 地域のCO2の見える化
  3. 削減アイデアの意見交換
  • 全国における福島県のCO2排出量のランキング
  • いわき市の排出量について

のお話しもさせていただきました。

マイCO2の発表

多かった人、少なかった人、それぞれの理由や暮らし方などを意見交換しました。

数字で見える化することからですね。

いわき市の活動や計画について

いわき市も昨年秋から本格的に活動を開始しました。

今回のゲームにも環境企画課の方が2人参加くださいました。

いわき市カーボンニュートラル宣言

いわき市カーボンニュートラル賛同団体募集

まずは市民への認知度を上げることかと感じました。

振り返りのワーク

  1. 今日感じたこと、印象に残ったこと。
  2. 自分でも「できそう」と思ったこと。
  3. 特に「やってみたい」と思ったこと。
  4. 誰かと一緒に「やってみたい」「やれそう」なこと

多くの付箋を貼っていただきました。

本当にありがとうございました。

※類似する内容などは事務局のほうでまとめさせていただきました。

今日感じたこと、印象に残ったこと。

  • 一人ではやれることが限定されてしまう。多くの人(企業など)と協力することが大切。
  • CO2排出量を減らすには個人、企業、自治体すべての協力と意識を高めることが重要。
  • 環境への意識の高い人が多いと感じた。
  • 個人それぞれが日常生活の中の小さなことから取り組んでいくことが大切。
  • いろいろな視点での取り組みがあると思った。
  • あらためて脱炭素についての理解が深まった。
  • 思っていた以上にCO2を出していた!
  • いわき市が福島県で一番CO2排出量を出していることを知り、排出量を抑えようと思った。
  • 個人排出量削減の難しさ。企業としての目標設定方法。
  • 気候変動に構えないと大きな被害を受けてしまうこと。
  • 実際にやってみて人々の気持ちを動かすことはとても大変だなと思った。
  • カーボンニュートラルの実体を把握していなかったが、だいたい理解できたように思う。福島県は全国ワースト2位なので、よくなることをやりながら、いろいろと普及をしていきたい。
  • とても勉強になった。地域と協力しながらやる重要性を肌で感じた。
  • 今後は少しだけ意識して生活しようと感じた。
  • 自分の排出量を可視化することで、ライフサイクルの問題点を意識することができた。
  • まだまだ知らないことがたくさんある。学ぶ機会を増やしたい。
  • 目標達成のための時間があまりにもない。計画的アプローチが必要。
  • 身近なことでできることを一つずつやる。
  • 地域全体、事業者、それぞれの取り組みを意識できないことに気付き、日々の生活、仕事中にも小さいことでも危機にかける必要性を感じた。
  • ゲームだと簡単に考えていたが、現実と同じような問題でつまづいたりと、リアルで楽しく学べた。
  • 地球温暖化について具体的にどんなことをしたらよいかわからなかったが、今回ゲームを通して楽しく学べることができた。
  • 意識高い系の話ではなく、自分自身にとってすごく大切なこと。
  • CO2だけでなくメタンなども排出を減らしたい。
  • 普段漠然と考えていることを具体的な数字を示していただき目からうろこ。
  • ゲーム式にして環境に対することが学べた。もっと地域や学校で行ってほしい。
  • 参加人数が多く活気があった。
  • ゲームが楽しかった。
  • 教育の大切さを感じた。
  • 一人では何もSDGsに関して実践できないので、周りを巻き込む意識が必要。


自分でも「できそう」と思ったこと。

  • 車のエンジンを10分止めてみる。
  • 家族で話し合ってできることを実行する。
  • エコ商品とか環境にやさしいものを使う。急アクセル、スピードの出しすぎを防ぐ。
  • ごみを減らす。近場の移動に車を使わない。
  • 加工食品が生産されるまでCO2が積みあがっているのをカーボンフットプリントで知ることができたので、購入機会を削減することから始めたい。
  • くらし、CO2の見える化(他地域との比較)。
  • 見える化をすることし。エコバッグ持参など小さなこと。ゴミの分別。
  • 生活の見直しでCO2を減らす。
  • 電気を消す、生活を見直す、灯油を使わず生活するにはどうしたよいかを考えること。
  • 日常的に食材を丁寧に大切に使う。
  • 自分や家庭のごみ排出量を減らす。
  • 情報発信して他者と共有することと。
  • 海外産の食べ物をあまり買わない、食べない。


特に「やってみたい」と思ったこと。

  • 車移動を少なくする。
  • 自宅のパワーシフト+オフグリッドの部分の採用から。
  • カードゲームの機会ごとに実践できたら(会社内、コミュニティ内)。
  • ひとりひとりが脱炭素について意識すれば排出量を減らせる。
  • 社内で情報を共有し全員で取り組んでいく。
  • 再エネ事業をやってみたい。
  • オール電化の維持。
  • プロジェクトカードの内容をすべて知り、そこから次の行動へつなげたい。
  • ごみの分別を細かくやる。
  • 会社への移動を徒歩に。
  • 周囲への呼びかけ(社内、SNS)。
  • 省エネをテーマにしたワークショップ。
  • ブルーカーボン、グリーンカーボンをやりたい。
  • 2050年に向けた子供若者への環境教育の普及。
  • 私もこのゲームを主催してみたい。
  • SDGsについて更に知りたい。
  • 再生可能エネルギーを販売している電力会社と契約を結ぶ。
  • 近距離移動を車以外の方法に変える。
  • 福島県内で協力してカーボンニュートラルに取り組みたい。
  • いわきの海でブルーカーボンをやってみたい。
  • CO2削減に向けた個人、企業の取り組みのベクトル、動きを行政が音頭をとる。


誰かと一緒に「やってみたい」「やれそう」なこと

  • 再エネ事業の加速化、化石燃料に依存しない日本社会の実現。
  • 身近なことについていろいろと話をしてみたい。
  • カードゲームやうちエコ診断を誰かと一緒にやったみたい。
  • 対話の場を作る。
  • 子供のために日頃から注意していた脱炭素が減らせるので努力することが大切。
  • 家族ともっと話し合う。
  • ゲームを簡素化して小中高生に実践してもらう。
  • 高齢者向けの優しいゲーム。
  • ゴミ拾いの仲間を増やす。
  • 地域の人と連携した環境教育プログラム。
  • 会社でできることを考える。
  • 業務で携わる事業者の取り組みにも活かせる情報収集、勉強と提案。
  • このゲームを会社でもやってみたい。
  • 知るだけでなく共有すること。知ってもらうこと。
  • 新しく起業する。福島県に貢献したい。
  • 行政と一緒に活動してみたい。
  • このようなセミナーに参加する。

その他

  • ゲーム開始前に地域のリソースがわかればよかった。
  • 再エネ会社の方からいろいろな思いを聞いてみたい。
  • 共同プロジェクトを実施する際に排出量の比率を決めて申請できたらもっと活性化できそう。

参加者の一人から感想文が送られてきました。

うれしいです😊

先日のカードゲームにおける私の役割部署は、行政・エネルギーでした。

 個人目標は、わずかに達成せず。
 まずは、自らの役割をよく理解して、限られた時間においての戦略的アプローチを練ることが必要ということ。

 行政として資金力が豊富だったのですが、最後には、お金が億単位で余っておりました。素晴らしいプロジェクトが民間にある場合は、官民の枠を超えた積極的な投資が必要。各役割の方とのコミュニケーション・調整が大事。
 利害調整の仕組み、同じベクトルを有する全社会参加型のプラットフォームの構築の必要性を感じました。

 一方で、「ああそうだね」的なゆったりとしたぺ―スの余地はなく、猛烈なスピード感&危機意識の共有も大切と感じました。

 以上から、ゲームの在り方としては、3時間という枠組みとしても、一回、ゼロ知識からのゲームを運営した後、全てを把握した上での再プレイが必要です。つまり、現実社会に置き換えた時に、自身の立ち位置で、戦略的にこの課題へどう取り組み、短時間で実際に結果が出たという経験則を得て、初めて現実社会へのフィードバックへ繋がるものと思いました。
 また、全社会参加型のプラットフォームは、あくまで行政が核となり、既存の個人、法人、団体等が集うことでなすものと思いますので、現実社会においても、良い方向性が出ているものと思います。

 今回のセミナーは、全市民への意識醸成&ベクトル合わせのための有意義な会と思いました。
ありがとうございました。

ゲーム中の動画

新聞記事

福島民報地方版2023.5.29にも掲載いただきました。

カレッジ運営会社のサイトに掲載

5月27日開催 脱炭素まちづくりカレッジin福島 の内容が、脱炭素まちづくりされました☺️

こちら

ゲーム型体験プログラムについて

脱炭素まちづくりカレッジ以外にも多数のゲームを開催できます。

ゲームを開催してほしい、詳しく話を聞いてみたい方はお気軽にご連絡ください。

開催条件、費用、参加人数、日程などお打ち合わせさせていただきます。

脱炭素まちづくりカレッジ

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