脱炭素まちづくりカレッジin福島の体験報告
脱炭素まちづくりファシリテーター専用グループ「脱炭素まちづくりカレッジファシリテーター6月定例ミーティング」にゲストスピーカーとしてご招待いただきました。
5月27日開催の脱炭素まちづくりカレッジin福島の体験報告。
地域の人に来てもらうためにはどんな集客が効果的なのか?
- 集客した活動とその内容
- 集客時の苦労した点
- 開催後の波及効果は現在進行形
私の体験事例をお話ししただけですので参考になったかどうか。。。
集客時にあった事例や体験
- 返信、反応もない(完全無視)。
- 「情報提供ありがとうございます。」と返信をいただく。
- 「こういうのにとても興味あります。」「開催するのを待っていました。」「こういう活動はこれからとても重要ですね。」その後反応がなくなる。
- 「忙しくて余裕がない。」「○○のほうが大切だ。」経営者あるある。
- 「参加させていただきます。」実際には参加連絡がなかった。
- 「ところで何人集まったの。」「人数足りなかったら参加してあげるよ。」という方。
ありがたかった方々
- 何も言わず申し込みしてくださった皆さん。
- 集客方法についての助言をくださった方。
- SNS投稿をシエアしてくださった方。
- 自分の知人友人などに声かけしてくださった方。
反応がない(低い)人について考えてみた
- 組織に属している方
- これまで組織として活動していない。
- 組織として活動しているのだからあらためて学ぶ必要がない。
- 自分の会社、仕事、担当部署にとって重要なことではない。
- 会社の命令、上司の指示で参加したが、自分自身は興味や関心がない、低い。
- 経営者
- 本人に意識がない。本気で取り組むことの意味を見出せないでいる。
- 自分の会社に必要と感じていない。
- 忙しい、人がいない、人が集まらない、それよりも明日の利益。
- 具体的なことまで知る必要がない。
- 市民(個人として)
- こういうことは行政がやるもの。
- 脱炭素やカーボンニュートラルに興味がない、ジブンゴトと感じていない。
- その他
- 学びは座学のことという固定観念が強い。
- 新しいことを学びたくない。できたら避けたい。逃げ切りたい。
- ゲーム=遊びという誤解、ゲーム型教育プログラム体験をしていない。
- ゲーム型教育プログラムの有効性についての認知度が低い。
私自身はファシリテーターのライセンス取得を通じて
「自分の未来」
「個人としてのあり方」
にあらためて向き合ったりすることで考え方や行動の仕方が変わるきっかけになりました。
皆さんと話し合ったこと
- フリー集客とターゲットを絞った集客の違い
- 脱炭素やカーボンニュートラル、SDGsに対するリテラシーの高い階層や年代、業界が、その後継続性があるとは単純には言い切れないところに難しさがあったりするのでは。
- ゲームを体験する、参加することが目的化している人々は、その後の継続性、発展性が期待できないのではないか。
- 無料開催と有料開催の是非は、開催する側の目的意識とその後の活動までイメージできているかが大切。
- ネットを活用した集客とリアルでの集客の効果の違い
全国各地から高い意識を持って集まった皆さんとの会話は、いつもたくさんの刺激をいただけます。
言い残したこと
- 私たちの思いを共有、共感する仲間を増やすことが最初にやるべきこと。そのために何が必要なのかは人それぞれかなと。
- ゲーム体験会は行動変容のきっかけ、スタートライン。(実施者にとっても参加者にとっても。)
- 継続すること、発信し続けることが自身のブランディング、認知度向上につながる。
- 誰かが見てくれている、見つけてくれる。と信じる。
- その結果として突然連絡が来ることがあった。
- SNSプロフィールを見直すことは有効策のひとつ。
- 自身が持続可能な活動にならなくなるので、原則無料ではやらない。
- 無料を要求する方とはお付き合いしない。
- オープン開催、無料開催は「その次の活動」を明確にしておくと意味があるかも。
- 学生や若年層の参加者にはゲーム体験以外の社会経験やバランスの取れた正しい知識の習得が大切。
- 社会活動と経済性を両立させること。
これらの活動を通じて、私の自己表現、自己実現の場にしています。
私自身の体験や知識を地域の社会課題解決のために使ってもらえたらうれしいです。