2023年9月27日、いわき市にて一般廃棄物・産業廃棄物収集運搬業を営む株式会社高崎クリーン様にて、「SDGs導入推進活動キックオフ・第1回勉強会」を開催いたしました。
同社は地域インフラを支える重要な企業ですが、今回は単なる環境活動としてではなく、**「組織の強化」と「社員の定着」**を見据えた経営戦略の一環としてSDGs導入プロジェクトが始動しました。
1. 導入の背景:組織課題への挑戦
きっかけは、私が所属する福島県中小企業家同友会いわき支部での講演でした。支部長も務められる高崎社長より、「役員以外の組織体制を強化し、社員が長く活躍できる会社にしたい」という熱いご相談をいただきました。
廃棄物処理というエッセンシャルワーカーだからこそ、社員一人ひとりが誇りを持ち、自律的に動ける組織への転換が必要です。
そこで、SDGsを共通言語として、個人の意識と会社のビジョンをリンクさせるプロジェクトが立ち上がりました。
2. キックオフ勉強会の様子
当日は推進メンバーに選抜された社員の皆さんと、SDGsの基礎知識(インサイド・アウト/アウトサイド・イン)や、なぜ今自社に必要なのかをディスカッションしました。
【参加した社員さんの声】
当初は「難しそう」「何が始まるのかドキドキする」といった不安の声もありましたが、対話を進める中で、前向きな「自分ごと」の言葉が次々と生まれました。
- 「食品ロスは環境問題につながっている。まずは家庭で話してみたい」
- 「衣類の行き先がわかるところでリサイクルしたい」
- 「推進員として会社に貢献したい」
これらは、SDGsが「遠い世界の話」から「自分たちの生活や仕事の話」へと変わった瞬間の表れです。
3. 「やらされ仕事」から「自分たちの目標」へ
今回の勉強会で特に印象的だったのは、高崎社長の「社員に期待すること」という率直なメッセージに対し、社員の皆さんが真剣に向き合う姿勢でした。
SDGs導入支援の肝は、きれいな宣言文を作ることではありません。
「自分たちの会社をどうしたいか」を社員自身が考え、発言できる土壌を作ることにあります。
高崎クリーン様の今後の変革と、地域社会での更なる活躍が楽しみです。
7月に例会でSDGsとカーボンニュートラルについてのお話をさせていただきましたことが今回の勉強会開催のきっかけとなりました。
中小企業家同友会を通じてSDGsの輪が広がっています。
推進メンバーとの顔合わせ・事前レクチャー

高崎社長からSDGs導入の背景と目的、メンバー選出理由、各自に期待することをお話ししました。
推進員から…
- SDGsのことは何も知らないので、これからどうなるのかドキドキする。
- 推進員として会社に何かしらの貢献ができたらと思う。
- みんなと一緒に学んでいきたい。
- 推進員に選ばれてびっくりしている。
- 会社が一丸となってSDGsに取り組めるように頑張る。
- 今は分からないことだらけだが会社に貢献できるように頑張る。
- ひとつひとつ学んでいきたい。
全体勉強会
①SDGs導入推進に至った背景
②実施の目的やねらい
③社員に期待すること
勉強会は「楽しみながら学びを深めていく」とのお話し。
今回お話しした内容の一部
- SDGsとは
- 企業とSDGs
- 各ゴールごとの課題の代表例
- SDGsに取組むメリット
- 取り組まないことにより生じるリスク
- 正しい取り組み事例
- SDGsの本質について
- 課題をジブンゴト化するとは

最後にグループごとに対話の時間。
- 本日一番印象に残ったこと
- もっとよくするために大切なポイント
- どのようなアクションを行うことから始めたらよいか
- 組織の仲間、家族や友人に伝えたくなる内容

参加者コメントのまとめ

SDGsを正しく知ること
個人と組織全体の行動変容を実現
SDGsは、少しずつ、継続して、気軽に学び、実行は真剣に。
【組織活性化・SDGs導入のご相談】
「社員の定着率を上げたい」「理念が浸透しない」といった組織の課題も、SDGsという切り口で解決策が見えてくることがあります。
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