いわき市環境アドバイザー派遣制度からのご依頼でした。

いわき市環境アドバイザーとは? こちら

窓口はいわき市立平第一中学校 第1学年担当 生田目真宏先生。

事前の打ち合わせで、「ゲーム型の教育プログラム」を実施することとなり、SDGs学習ゲーム”Get The Point” をご提案しました。

SDGs学習ゲーム”Get The Point” は?

「ゲット・ザ・ポイント」は資源カードを使って アイテムを作成し、アイテムごとに設定されているポイント数を競うシンプルなゲームです。

「限りある資源」を未来に残すためにどうしたらよいかを体験し、自社で個人でSDGsを推進していく必要性をジブンゴト化できる内容です。

  • 対話を通してSDGsを自分ゴト化。
  • SDGsについて「世界を持続させていくためのあり方」を考え、気軽に取り組む体験。
  • 「問い」を活用したシンプルなワークを通して、SDGsへの理解を深め、自分の中にある「SDGsの種」に気づくと共に、参加者同士の良好な関係性を構築。
  • 持続可能とはどういうことか? なぜ求められているのか?
  • 持続可能な世界をつくると、私たちにとってどう良いのか?
  • 持続可能な世界をつくっていくために必要な姿勢・マインドはどういうものか?
  • 協力すること、 世界を持続させることが、どうして求められているのか
  • 自分たちはこれからの時代をどのような姿勢で生きていけば良いのか

についての理解を深められます。

最初から SDGsとは? を大上段に構えない気軽さがこのゲームの特徴です。

※SDGsゴール12.13.14.15との関係性が高いゲームです。

Get The Pointゲームの紹介

ゲームの紹介動画

ゲームの様子

「とにかくゲームを楽しみましょう。」でスタートです。

先を考えて考えて慎重に進めるチーム。

とにかく楽しむこと最優先で笑顔いっぱいで進めるチーム。

いたるところで「歓声」「落胆」の声が聞こえました。

結果発表

ほとんどのチームが2ゲーム目の点数のほうが高くなりました。

なぜ?  を話し合ってもらい、その理由を理解したようでした。

振り返り

1ゲーム目と2ゲーム目の結果が変わった理由は「目標」が変わったから。

目標が変わると

行動が変わる

行動が変わると

未来が変わる

これが SDGs !

アース・オーバーシュート・デイ

わたしたちが1年間で使える資源を使い切った日のことをいいます。

2017年には地球が1.7個分必要
2030年には地球が2.0個分必要 と言われています。

みんなで地球1個分のくらしをしよう!

これが SDGs !

誰一人取り残さず、我慢しないで豊かな暮らしをおくるにはどうすればよいでしょうか?

  1. どの資源が一番足りなかった?
  2. 資源がなくなったとき、どんな気持ちになった?
  3. 地球の資源をなくさないために必要なルールって?
  4. これから自分が続けられそうな行動をひとつだけ上げるとしたら?

派遣事業を終えて...

中学生の元気と素直さに圧倒されました。

  • ゲームルールの理解度が早い。
  • ある程度しか理解していなくても「やりながら」覚えていく。
  • わからないことはすぐに質問する。
  • 自分の言葉で発言する。
  • 困った人がいたら助ける。
  • チーム同士で「純粋に」競い合う。

一番の効果は私自身の「心の活性化」になったことかもしれません。