仕事柄大量に購入しているコピー用紙を、国際森林認証(PEFC)を取得している環境配慮型商品に変更しました。
こちらの商品はインドネシアの森林景観を守りつつ、「森林火災の防止と抑制」「野生動物の保護」「生態系の再生」「公平なガバナンス」「地域社会の活性化と持続可能な生計手段」に貢献しています。
購入先を少しだけ意識して変えるだけで私たちもこの活動に間接的な貢献できることになります。
ペーパーラインコピーペーパー -6年目の収穫―
このコピー用紙はアカシアとユーカリの植林木100%を使用して作りました。国際森林認証(PEFC)を取得している環境配慮型商品です。
インドネシアの豊かな太陽の恵みと当社の研究開発により、植林して5−6年で原料を供給できる収穫サイクルを実現しました。
経済発展を目指すインドネシアにおいて、当社の進める植林が環境NGOの批判を浴びることもありましたが、2013年2月5日に自然林を一切切らずに植林木だけで紙を作る「森林保護方針」を発表。
それ以降、自然の森を守り続けながら「森の畑」で取れた材料だけで紙を作り続けています。
このコピー用紙が誕生するためには、無事にインドネシアの森林が保護され続けなくてはなりません。
インドネシアの木材合法性保障システムや、PEFC森林認証の承認のもとに供給される木材地域社会は重要な役割を担っています。
一方、貧しい地域住民による違法伐採や不法侵入、焼き畑農業の延焼による森林火災は、森林保護の脅威です。
そのための地域住民が代替生計手段を取得できるように支援する総合森林農業システム(Integrated Forestry and Farming System/IFFS)を私たちは2015年から取り組みはじめました。
アグロフォレストリーの概念に基づく、園芸、漁業、牧畜、果物や野菜の栽培が、人々の安心安全の日々の生活へ。代わりに、地域住民の皆さんには森林パトロールをしてもらうことで、違法伐採や森林火災を防いでもらっています。
APPJホームページより
一枚のコピー用紙が、土地紛争の回避や解決の一助につながるプロジェクトへ。私たちは、地域の方々と一緒になってインドネシアの森を守っていきます。