10月13日、いわき市泉町滝尻字下谷地にありますオレンジ株式会社様で開催いたしました。

こちらの代表取締役の小林社長様とは、共通の知人がいたり、中小企業家同友会いわき支部の同じ仲間だったり、高校の同窓生だったりというご縁もあり、数年前よりサポート業務をさせていただいております。
以前よりSDGsについて学んでみたいとのご要望があり、会社の定例勉強会の場でようやく実現することができました。
実施にあたり、鈴木店長には大変お世話になりありがとうございました。

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会社全景
カードゲームの会場を説明していただきました。

SDGsを社内に取り込む(小林社長談)

小林社長から冒頭ご挨拶。

女性スタッフの比率が高い会社です。

最初に参加者一人一人から「本日の気分」「研修への期待」などをお話しいただきました。
事前にSDGsのことを調べてくださったり、自分の身の回りで起きているSDGsに関係しそうなことをお話しした方が多数いらっしゃいました。

とても前向きな姿勢に感激です。😊

SDGsについて

SDGsとはなにか。

カードゲームを通じて様々な対話が行われました。

カードゲームの開始です。

何を優先的に取り組んだらいいのか。

まち全体の活性化のため、自分たちのチームのため、他のチームのため、にやるべきことは何か。

振り返り

不動産業界におけるSDGs情報の提供

不動産業界は、土地利用、資源消費、地域社会との関わりという点で、SDGsの達成に不可欠な役割を担っています。

環境負荷の低減(目標7, 13)

建物の建設・解体における大量の資源消費とCO2排出。

サステナブルな都市開発(目標11)

都市部への集中による地方の過疎化と、災害リスクの高い地域での開発。

既存資産の有効活用(目標12, 9)

増え続ける空き家・遊休地の活用と、既存建物の長寿命化。

サプライチェーン全体での人権配慮(目標8, 16)

建設現場における労働環境・安全衛生の確保。

地域社会との共生(目標11, 17)

開発による景観・生態系への影響と、地域住民との合意形成。

SDGs目標関連する不動産業界特有の課題具体的な行動・取り組み例
目標7: エネルギー (安価でクリーンに)建物の生涯におけるエネルギー消費量の多さ(冷暖房、給湯など)。ZEB/ZEH(ゼロエネルギービル/ハウス)の推進。高効率な断熱材や設備の導入。

【参加者の方からの感想(一部抜粋)】

参加者の皆さんから最後に発表していただきました

  • 目先の利益を優先したり、間違えた理解をしてしまうことによって、さらに悪循環となってしまうことをゲームを通して実感した。
  • 自分たちの子供たちの未来をもっと真剣に向き合い考えた行動が必要だと、とても危機感を持った。
  • 今の世界で起こっていることや環境問題等、問題の連鎖に目を向けていかなければならないと感じた。
  • 対話が解決の近道。対話して協力していくことの重要性を改めて感じた。

スタッフの皆様の前向きな発言が、会社の未来を約束するものだなぁと確信しました。


今後SDGsをどう本業に取り込むことができるかが、持続可能な企業となる重要なキーワード。
SDGsは未来の羅針盤のひとつとして、これからも啓蒙活動を続けて参ります。

カードゲーム型教育について詳しい内容はこちら

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