地元いわき市でSDGs de 地方創生カードゲーム体験会を開催しました。
今回は参加者限定のイベントですが、オープンイベントも徐々に計画していきますのでよろしくお願いいたします。
開催場所は田人町。いわき市の中山間地域にあるマチです。
過疎化高齢化が大きな課題となっている地域。
開催場所はHITO-TABIさん。
築150年以上の古民家をリノベーションして、2019年5月にオープン☆自然がいっぱいの「ほっ」とするカフェです。





田人町支所長をはじめ職員の方、地域の方々も多数参加してくださいました。
今回は事前に自治体職員の方が参加されるとお聞きしましたので、いわき市の市政情報や市が取り組んでいるまちづくり活動に重点を置いた資料構成にして臨みました。





ほぼ全員がカードゲーム初体験、最初のうちは多少戸惑いもありましたが、リーダー役の方が声を上げて行動し始まり、地域の状況メーターが徐々に変わっていくことで途中からは予想を超える盛り上がりになりました。








結果はこのように。
現実の田人町もこんな感じになったらいいねーとの声。

最後に「意外と面白かった~」の声を聞けたことが何よりの充実感につながりました。

会社のありよう、個人のありようでヒントが欲しい方にはSDGsの学びは参考になる部分がたくさんあります。
ご興味のある方はお気軽にご連絡ください。😁
市民向けに実施する意義
市民向けに「SDGsとまちづくり」のカードゲームを実施する意義は、SDGsを“知識”として伝えるだけでなく、“行動につながる気づき”として深めることにあります。特に、自分たちの暮らしや地域の未来とSDGsがどう関係しているのかを楽しく・リアルに・対話的に体験できる点が大きな魅力です。
SDGsを「自分ごと」として理解できる
SDGsは国連の遠い目標ではなく、「自分の暮らし」「子どもの未来」「地域の安全・安心」と深くつながっています。
ゲームを通して、市民一人ひとりが「自分にできること」を考えるきっかけになります。
地域の課題を“見える化”し、多様な視点を共有できる
カードゲームでは、まちのさまざまな課題(高齢化、空き家、教育、エネルギーなど)が登場し、プレイヤーが異なる立場から解決を目指します。
これにより、市民同士が他人の視点や課題への理解を深めることができます。
世代や立場を超えた対話の場をつくれる
子どもから高齢者まで、学生、主婦、会社員、NPO、自治会役員など、普段なかなか出会わない人同士がフラットに話し合えるのも大きな価値です。
地域の絆づくりや共創のきっかけにもなります。
行政や企業との協働の可能性を広げる
市民がSDGsを理解し、自分たちのまちに関心を持つことで、「行政まかせ」「企業まかせ」ではない、共につくるまちづくりへの意識が高まります。
楽しく学べる → 行動につながる
ワークショップ型で進行するこのゲームは、「楽しい」「わかりやすい」だけで終わらず、体験後の振り返りで参加者の行動変容を促す設計になっています。
「今日からできること」が見つかるのも大きな特徴です。
こんな市民におすすめ!
地域の未来に関心のある人
「このまちをもっと良くしたい」「子どもたちの世代にも元気な地域を残したい」と考える方。
地域課題とSDGsのつながりを体感でき、具体的な行動のヒントが得られます。
自治会・町内会・市民団体のメンバー
普段から地域活動に関わっている人たちにとって、ゲームは新しい学びや協働のきっかけになります。
異なる立場の市民と対話することで、視野が広がり活動の幅が広がります。
中高生・大学生など次世代の若者たち
楽しみながらSDGsを学べるため、若い世代にも大人気。
自分の進路や将来像を考える材料にもなります。
子育て中の保護者・主婦(主夫)層
「身近な暮らし」や「子どもの教育・福祉」などの話題が多く登場するため、自分たちの生活とSDGsのつながりを実感できます。
家族で参加するのもおすすめです。
市民活動やボランティアに興味がある人
ゲームで出てくる課題の多くは、実際の地域でも起きているもの。
「何かやってみたい」と思っている方にとって、最初の一歩を踏み出すきっかけになります。
企業の社員や地域で働く人たち
自分の仕事と地域や社会の関係を見直す機会に。
CSRや地域貢献の視点でも、新たな気づきが得られます。