【導入:公民連携で学ぶ「脱炭素」のリアル】
2024年11月24日(日)、いわき市中央台公民館にて「カードゲーム2050カーボンニュートラル in いわき」を開催いたしました。
本プログラムは、「いわき市令和6年度ゼロカーボン人づくり公民連携事業」の一環として実施されたものです。
本事業の受託企業は株式会社リビングソーラー様
当日は、経営者、自治体職員、学生、そして親子連れなど、世代や立場を超えた多様な方々にご参加いただきました。
ご協力いただいた株式会社リビングソーラー様、そして静岡県から駆けつけてくださったファシリテーターの石川千里様に、心より感謝申し上げます。
【ゲームで体感する「2050年」のシミュレーション】 「2050カーボンニュートラル」という言葉は知っていても、それが具体的に私たちの生活や経済にどう影響するのか、イメージできている人は多くありません。
このカードゲームでは、参加者が「行政」「企業」「市民」などの役割を担い、現実世界さながらに資金や情報を交換しながらプロジェクトを実行します。 その結果、「経済発展」と「温室効果ガス削減」を両立できるのか? 私たちの行動一つひとつが地球環境(赤いマグネット)にどう反映されるのかを、シミュレーション体験します。
【結果:カーボンネガティブの達成と気づき】
今回のゲーム結果は、見事に「カーボンネガティブ(排出量実質ゼロ以下)」を達成。
さらに、プレイヤー全体の収益もプラスとなりました。 しかし、重要なのは結果だけではありません。
プロセスの中で得られた「対話」と「気づき」こそが最大の成果です。
【経営視点で振り返る:この研修が組織に必要な理由】
ゲーム後の振り返りでは、参加者の皆様から非常に質の高いアウトプットをいただきました。これらはそのまま、現代の経営課題へのヒントとなります。
- 資金と環境のバランス:「利益追求」だけでは環境が悪化し、逆に「環境保護」だけでは経済が回らない。このバランス感覚を養えます。
- バックキャスティング思考:2050年のゴールから逆算して、今やるべき行動(省エネ、再エネ導入、食品ロス削減など)を考える思考力が身につきます。
- 組織の壁を超える力:自分たちの部署(チーム)だけでなく、外部と連携・交渉する力が強化されます。


参加者の皆さんには撮影許可をいただいております。
経営者、会社員、行政書士、マスメディア、学生、親子、自営業、市議会議員など、いろいろな背景を持つ方が集まってくださいました。
参加した方よりメッセージいただきました。
ゲームが始まった時は、??ハテナがたくさん浮かんでいましたが、1クールずつ進めるにつれて他の人と協力しながら目標を達成するために選ぶことができました!
気づいたら夢中になっていたので自分で驚きです!
もっと自分の近い年代もやってほしいなあと感じました。
参加してよかったです!!
講義はわかりやすく、カーボンニュートラルの認識を改めることができました。
ゲームにおいては役割に応じた行動が求められ、経済活動と二酸化炭素削減の両立をするには各々同行動すべきかを、各陣営の思惑やどう働きかけるべきかを学べる良いツールだと思いました。年甲斐もなくゲームに夢中になりました。
楽しく学べる良いセミナーでしたので、機会がありましたら次回も参加したいです😀
開催概要
- 【日 時】 11月24日(日曜日) 13時より16時まで(受付開始:12時30分)
- 【場 所】 中央台公民館 大会議室 (いわき市中央台飯野4丁目5−1)


強力なサポーター
ファシリテーター仲間の石川千里さん。

静岡県から駆けつけてくださいました。
ありがとうございました。🙇♂️

カードさばき、イベントの説明をしてくださいました。


最後の片づけまでしてくださいました。本当に助かりました。
参加者の皆さんから簡単に自己紹介。
参加した理由。本日の期待など。





ゲームルール、進め方は石川さんより



ゲームの結果はカーボンマップであらわしていきます。

赤いマグネットがカーボンを表しています。
このマグネットがどの場所にあるかで私たちの生活への影響が変わります。
ゲームを通じてカーボン(マグネット)がどのように移動していくかをるのかを知ることができます。
ゲーム開始
開始の前に自分に配布されたカードを並べ実行するカードを決めます。





実行するカードを決めたら、事務局に持参します。


その結果を受け取ります。(お金、情報、効果)
結果によってはカーボンメーターが変化する場合があります。
情報収集、情報共有のために対話がいたるところで行われています。







振り返り
最終結果。
カーボンネガティブを達成しました!
プレイヤー全体の収益もプラスになりました。



感じたことをアウトプット
アウトプットすることが次のインプットにつながります。
- ゲームにおいて意識したモノは? (指標、目標など)
- その意識から、どのような行動をとりましたか?
- (現実の世の中で)個人としてやること、組織としてやること













参加者の皆さんからアウトプットしていただいた内容(内容を要約してあります)
限られた時間の中で対話した結果を報告していただきました。
ゲームにおいて意識したモノは? (指標、目標など)
- 資金目標の達成、投資額の少ないものから試した。
- 限られた資金で事業展開を考えた。
- 排出量をまるべく減らすかつ資金を上げる。
- バランスよく全体を考えることが大切。
- 他のチームと相談をする。
- 自分のゴールと全体のゴールを意識した。
- 排出量を削減すること。
- 資金を借りる交渉。
- 大きな視点での目標達成を重視した。
その意識から、どのような行動をとりましたか?
- 自己資金を増やすこと、自己の立場からの視点を優先にした。
- お金を抱え過ぎず事業者に対する融資した。
- 資金の高いものが多く借りたりして実行した。
- 他のチームの目標を協力し合って達成しようとした。
- 全体の状況を見てから行動することが多かった。
- 全体のゴールが達成できそうだったので個人のゴールを優先した。
- 食品ロス廃棄を減らす行動。
- 他への影響が大きそうなものを選んだ。
- 排出量削減効果のあるもの。悪い効果を誘発しないものに気を付けた。
(現実の世の中で)個人としてやること
- カーボンニュートラルを意識して行動する。
- 自己研鑽と共感できる方々との連携。
- 排出量の多くなさそうな行動は除外した。
- 使わない服はリサイクルする。
- 政府が出している目標を知る。
- 自分自身が環境活動に取り組む。
- 現状を正しく認識すること。
- 身の丈に合った目標を立ててひとつずつ実行する。
- 環境に悪い行動をしない。
- 小さなステップを大事に。
- 個人ができることをしっかり行うことが行動変化につながり世界を動かすことになる。
- エネルギー使用量の削減、省エネ、太陽光発電、エコキュートなど。
(現実の世の中で)組織としてやること
- 組織のミッションとしてコンセンサスを形成する(難しい)。
- 周囲を巻き込む活動。
- 時間をかけて行動しないと削減できないこともあるので急がないと。
- 社用車をEV車に変更する。省エネ効果の高い機器に買い替える。
- 太陽光パネルを設置する人を増やす。
- 周囲の巻き込み。正しい知識、情報の収集。
- 温室効果ガスを減らすことを意識して行動する。
- ルールを守って行動する。他の組織を巻き込む。
- ビジョンの共有、プラットフォームの構築。
- カードゲームを教育の場や異なる立場の人たちと行うこと。
カードゲーム「2050カーボンニュートラル」とは?
2050カーボンニュートラルとは...
過去から現在にかけて私たちが行ってきた様々な活動が地球環境にどのような影響を与えているのかをマクロ的に俯瞰することによって、私たちの価値観や考え方に気づき、行動変容に働きかけるためのシミュレーションゲーム。
私たちの世界のカーボンの状態がどのようになっていくのかをシミュレーション(模擬実験)します。
このゲーム体験を通して「なぜカーボンニュートラルが叫ばれているのか?」、そして「そのために、私たちは何を考えどう行動するのか?」に関する学びや気づきを得ることができます。
=== こんな方におすすめ!===
自分の組織にカーボンニュートラルの考え方を浸透させたい
地域においてカーボンニュートラルや脱炭素の推進を考えている
GX企業研修・リスキリング、従業員エンゲージメント向上施策
新規事業や顧客を巻き込んだ顧客共創型マーケティングプログラム
ゼロカーボン宣言をご検討または宣言されている自治体の職員研修
脱炭素・カーボンニュートラルに関する市民講座、企業や団体の社員研修会
=== 主な実施団体等 ===
環境省本省、環境省近畿地方環境事務所、国立環境研究所、富山県富山市、愛媛県今治市、福島県喜多方市、京都府木津川市、宮崎県延岡市、愛知県半田市、北海道釧路市、全国市町村国際文化研修所(JIAM)、慶應義塾大学 安宅研究室、宮崎県延岡市立一ケ岡小学校、ソフトバンク、福島県中小企業家同友会いわき支部など
【企業研修・自治体ワークショップのご案内】
「2050カーボンニュートラル」カードゲームは、楽しみながら複雑な社会課題を理解できる、最強の研修ツールです。 大内法務行政書士事務所では、以下のニーズに合わせた出張開催を承っております。
- 企業の方:GX(グリーントランスフォーメーション)研修、社員の意識改革に。
- 自治体・学校の方:市民講座、次世代リーダー育成、環境教育に。
「脱炭素」を難解な座学ではなく、ワクワクする体験として社内に浸透させませんか? 開催条件やカスタマイズについては、お気軽にご相談ください。
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