本日のメニュー
- SDGs最新情報・活動報告
- SDGsカードゲーム 「SDGsトークの体験」と対話
- その他
環境委員会委員長の横山委員長(有限会社横山デザインハウス代表取締役)、事務局の阿部雄飛さんには今回も大変お世話になりありがとうございました。(阿部さんには参加者の発言を文字おこしまでしてくださり本当に助かります。)
参加メンバー
- 有限会社横山デザインハウス 代表取締役 横山利雄さん
- W&Lコンサルティング 代表 菊地紀男さん
- 有限会社サングリーンサービス 代表取締役 佐藤春治さん
- 株式会社ナテック 代表取締役 小澤甚一さん
- 株式会社リビングソーラー 代表取締役 小野信彦さん
- フジモリ機工株式会社 代表取締役 齋藤一成さん
- 株式会社立川鋸商会 代表取締役 立川敦さん
- 株式会社福陽自動車教習所 代表 吉野嘉晃さん
ふくしまSDGs推進プラットフォーム会員登録・名簿
こちらの情報を提供し、登録作業の一部をお手伝いした会員の会社が載っていました。
我がマチいわき市では、いわき市役所自体がSDGs宣言をしていないので、なかなかSDGsが浸透していないのが現状です。
プラットフォームに登録することのメリット
- 県が運営する専用HPに会員情報や取組が掲載されるため、対外的なPRが できます。
- 解決したい課題を持つ会員と、解決策やノウハウを持つ会員とのマッチン グが可能です。
- 分科会の設置・参加を通じて、知見の共有や異分野連携・官民連携機会を 創出できます。
登録したから自動的に何かが変わることはありませんが、SDGsに関する経営者や社員のモチベーション向上のきっかけになります。
これからも中小企業家同友会いわき支部会員の皆様で登録したい会員がいれば積極的にサポートしていきます。
「ふくしまSDGs推進プラットフォーム」について
【6月10日時点】ふくしまSDGs推進プラットフォーム会員名簿
企業経営とSDGsの社会課題
【引用元】
やまがたSDGs推進ネットワーク 2020/6/6基盤共通教育科目「YU empowering with SDGs~ローカルSDGsの実践~(学際)」招へい講師としてリコージャパン株式会社山形支社(YU-SDGsパートナー)地域創生推進グループの佐藤亮敏さんの講演資料が大変すばらしく参考にさせていただきました。
令和4年6月6日開催 基盤共通教育科目「YU empowering with SDGs~ローカルSDGsの実践~(学際)
企業の経済活動によって引き起こされる社会課題をSDGsのメガネをかけて物事を見てみる
ファストファッション業界の不都合な真実と「私たちが関与している」こと
- ラナプラザビル崩壊事故の背景にあったもの。
- 企業の利益最優先主義により、最も貧しい・弱い立場の人を犠牲にして経済システムが成り立っている現実。
- 衣類の原料である綿花の原産国で起きている温室効果ガス排出、自然破壊、健康被害、人権問題の隠蔽、さらには大量生産システムによる衣類の廃棄問題を公表しない企業の姿勢。
- 国内で余った衣類を途上国へ支援物資として送ることにより、送られた現地で実際に起きている事実。-BBC News(海外転売、衣料産業壊滅、新たな廃棄・焼却・海洋汚染)
これらの問題発生には私達「ひとりひとりが実は関与しているのだ」ということを知るのがとても重要です。
感想・意見
- SDGsの最新ランキングを知り、日本が世界と比べてSDGsの取り組みの中で遅れている点がわかりました。
- 企業経営とSDGsの社会課題の説明で「ファストファッション業界の不都合な真実」を知り、気軽に考えていた自分の現状認識を見直すことが必要と感じました。しかし一方で実行に移すには覚悟が必要であるとも感じました。
- パタゴニアのようなSDGsに積極的に取り組む企業から購入したいと思うのと同時に、それをどうやって知ることができるのかなとも思いました。
- 具体的なコスト構成や売れ残りを想定したビジネスモデルの負の部分の理解を深めることができました。衣類の物資支援活動は、廃棄物資の海外への責任転嫁という事実があることを初めて知り、こういった不都合な真実を元にしての経済発展を見つめ直していくことが重要だと再認識しました。
- ファストファッションの事例では、ゴール12の重要性と不都合な現実を自覚することができました。ゴール12「つくる責任・つかう責任」を、もう一度見直さなければならないと感じました。ゴミの排出量が減らないことへの危機感を持ちたいです。
- 日本の豊かな自然は、海外の自然破壊の上に成り立っている事実、つまり、自社と地域のための経営から、より広域な世界的な視座を、持つことの重要性を感じました。
- 我々の豊かさは、途上国の犠牲の上に成り立っていることを実感しました。
- 17のゴールを一つ一つ見てみると、やはり柔軟な頭の若年層への教育ツールとして積極活用が向いていると感じました。
- 大人の私達は、なんとなく知っている感じで流してしまいがちです。17のゴールをいかに深掘りするかが大事だと感じました。
SDGsカードゲーム 「SDGsトーク」の体験と対話
ゲームの特徴
「問い」を活用したシンプルなワークを通して、SDGsへの理解を深め、自分の中にある「SDGsの種」に気づくと共に、参加者同士の良好な関係性を構築できます。
ゲームの進め方
- 問いの発表
- トークタイム
- リアクションタイム
- 次のトークに移る
時間の制約もあってコンパクトバージョンで進めました。
感想・意見
- カードゲームはSDGsを学ぶと同時にコミュニケーションツールとしても優秀だと感じました。異業種交流、社員研修とかにも広げたいです。
- カードゲームとプラスチックの海の映画を社内で見ようと思いました。
- カードゲームでの対話を通じていろいろな方の「内面の意識」を知ることができ、社内で行うことも面白いかなと思いました。
- カードゲーム体験を通じコミュニケーションツールとして面白いものを知れました。
- 久し振りのリアルグループ会でよかったと思います。今回のゲームはSDGs入門編としては最高であり、また社員教育などでもコミュニケーションツールとして使用できるもので大変良かったと思います。もっと長い時間できればよかったです。
- 次回の新しいカードゲームを期待しています。
- SDGsをより身近に感じることができました。次もやりたいです。
- 第4研究グループ会の反復のスタイルで、じわりじわりと理解が進んでいる実感を得ております。
終わってみてようやく気づく運営面での反省点も多々ありました。
※次回は7月。
SDGsボードゲーム「Get The Point」を実施予定です。
中小企業家同友会の皆さんと共にSDGsの学びを深めて参ります。