第1回目のカードゲーム型の教育プログラムには20名を超える社員が参加。
会場はいわきトラック事業協同組合内の「研修室」。
皆様には会場設営と片づけにご協力いただきありがとうございました。
喜美運送様は福島県中小企業家同友会いわき支部の会員仲間。
伊藤社長よりご挨拶
- なぜわが社がSDGsに取り組み始めたか。
- 社長自身がカードゲームに参加して感じたこと。
- 今日のカードゲームで学んでほしいこと。
イントロ
- SDGs de 地方創生とは?
- そもそもSDGsとは?
- 世界の状況
- 地方創生の取り組み
- このゲームの背景
- ゲームで伝えたいこと
ゲーム開始
開始直後はゲーム自体のルールや自分の目標達成方法がわからないようでしたが、理解が進んでくると他のチームとの対話や行動が活発になり、歓声が聞こえたりと熱気を帯びてきました。
ゲームの結果
上段が開始前、下段ゲーム終了時。
- 人 口:スタート時 5 → 終了時 7
- 経 済:スタート時 5 → 終了時 12
- 環 境:スタート時 5 → 終了時 11
- 暮らし:スタート時 5 → 終了時 15
私たちのマチは大きく発展しました。
チーム目標達成状況:10チーム中9チームが達成しました。
振り返りのワーク
なぜこのような変化が生まれたのか、SDGsの視点を「まちづくりや経営に活かす」ための洞察を得ていきます。
いわき市の現状、世界の潮流
①人口 ②経済 ③環境 ④暮らしの各項目に関するデータを説明しました。
- 将来の予測された人口推計。
- 消滅都市に呼ばれているのは過疎地域の町村だけではないこと。高齢化率は上昇していくこと。
- いわき市は地域外にお金が流出しており、今後経済が縮小する可能性があること。私たちひとりひとりの購買行動が起因している。
- 地産地消ってすばらしいSDGs。経済と環境は好循環するお話し。
- 福島県は一人当たりCO2排出量は全国ワーストクラスといわれている?
- さらにいわき市は福島県内でも最大排出量の都市である。
- 福島県のゴミ排出量は全国最多(最下位)、リサイクル率全国ワースト2位。
- 潤っている業界、企業もあるという皮肉な状況。
- G7環境相会合声明採択「石炭火力発電、2035年廃止合意」
- 大手企業が相次いで廃止撤退の声明の一方で、福島県内には多数の火力発電所が存在していること。
- 従来想定してきたマチの課題と想定してこなかった新たなマチの課題。
- SDGsを有効活用して、新しいマチの課題を確認することができる。
- 伝えたいメッセージ
グループごとに対話
- 成功した時の理由、その時に起きていたこと、気をつけたこと
- うまく行かなかった時の原因や自分たちの反省点
- 現実世界でも起きていたり、似たようなケースがあると感じたプロジェクト
- 現実世界でまちを良くするために、自分たちが行動すること
対話した結果を発表
発表する人にとってはアウトプット、聞く人にとってはインプットになります。
後日まとめて公表します。
最後に(伊藤社長から)
「SDGsにこんなに一生懸命なんだと驚かされる(意欲の高い)社員がたくさんいました。」
「参加者にとって良い時間になったようで、心からやって良かったと思うことができました。」
「体験した社員がさっそく、未体験の社員に次は絶対カードゲームやったほうがいいよと勧めておりました。」
「言葉ではお伝えしきれないほどの効果がありました。」
SDGsを学ぶことは、人間成長~企業成長のきっかけにとても有効です。
今回の体験が、社員の皆様同士の関係の質向上、さらにはおひとりおひとりの人生観においても好循環のきっかけになれたらと思います。
SDGs de 地方創生カードゲームの有効性
①講義 ②議論~対話 ③行動 ④観察 の4つの学習スタイルを同時に短時間で行えます。
ゲーム体験を通じて「結果を変えるために行動する」際の、個人の価値観や考え方が重要な要素のひとつであることの気づきを得られます。
関係の質向上の大切さを学ぶことができます。
2019年に始まった「SDGs de 地方創生カードゲーム」。
これまで1万人以上の方にご体験いただき、日本全国の地域、企業、学校で活用されるプログラムです。
ゲームの特徴:地域循環共生圏(ローカルSDGs)を学べる
内閣府の進める「地方創生SDGs」と環境省が取り組んでいる「地域循環共生圏(ローカルSDGs)」について同時に、楽しく学びながら、交流を深める機会となります。
- 環境・経済・社会の3つの要素を同時に解決する。
- 統合的な向上と脱炭素化を実現するために私たちがすべきこと。
- 持続可能なビジネスとは?
なぜ、地域づくり、地方創生はうまくいかないのでしょうか?
最大の要因、それが「分断」です。
- 民間と行政の分断
- 若者と高齢者の分断
- 地方と大都市の分断
- 業種・職種・業界間の分断
地域にはびこる様々な「分断」が人間関係を切り裂き、コミュニティを弱体化させ、多くの問題を引き起こしています。
そんな地域に今必要なもの、それがSDGs の考え方です。
SDGs と地方創生の考え方を学び、2030年までの10年間のまちづくりをリアルに体験・シミュレーションできるゲーム、それがSDGs de 地方創生です。
2030年まで残り6年。
折り返し地点を過ぎた今、私たちはSDGsを通じた持続可能なまちづくりの実現を強く感じています。
チームワークと戦略が求められるエキサイティングなカードゲームを通じて持続可能な未来に向けたアイデアを共有しませんか?
こんな方にぜひ体験してほしい
- 地域の中でSDGsの考えと実践方法を伝えたい方
- 学校の探究授業で導入を検討されている方
- 地域をSDGsの力を使って盛り上げたいと思う方
- SDGsアクションプランのことを学びたい方
- 地域循環共生圏(ローカルSDGs)のことを学びたい方
- 地域の中でSDGsの考えと実践方法を伝えたい方
- 学校の探究授業で導入を検討されている方
- 地域をSDGsの力を使って盛り上げたいと思う方
- 自治体職員の皆様
- 中小企業家同友会をはじめとする経済団体会員の皆様
- 地球温暖化防止活動推進員の皆様
- 学生の皆様
- 社員教育、人材育成方法でお悩みの方
子どもも大人も夢中になるカードゲーム。
これからのまちづくりのヒントに、いかがでしょうか?
初めての方も既に体験された方も大歓迎です。
これまで実施事例
SDGsde地方創生FES 2nd in福島(Fukushima)2024.5.11
東北誠和梱枹運輸&SEIWAエージェンシー(運送業・倉庫業・人材派遣業)
会津美里町役場2023(職員研修)
会津美里町役場2022(職員研修)
いわき夢実現塾様(経営者自己啓発)
喜多方市(地域住民オープン開催)
福島県中小企業家同友会いわき支部(会員限定)
会津坂下町(地域住民オープン開催)
オレンジ株式会社(不動産、賃貸、建設業)
さくら保険事務所(保険)
株式会社アメニティいわき(清掃・廃棄物処理業)③
株式会社アメニティいわき(清掃・廃棄物処理業)②
株式会社アメニティいわき(清掃・廃棄物処理業)①
株式会社リビングソーラー(太陽光発電システム販売設置業)
リビングソーラー様ではこの他にも定期的にカードゲームやワークショップの開催を実施しております。
SDGs de 地方創生の開催を希望される方へ
お気軽にお声かけ下さい。
- 公認ファシリテーターに開催を依頼する
SDGs de 地方創生公認ファシリテーターページに掲載しているファシリテーター連絡先から、直接ご依頼ください。公認ファシリテーターは、皆様にご依頼に応えられるよう、ゲームファシリテーションのトレーニングを積み、継続的によりよいファシリテーションを行えるように学びあっています。 - 事務局に相談をする
お問い合わせからご相談ください。研修の内容や目的、時間、人数などによって開催費用は異なります。 - 自らが公認ファシリテーターになる
自分自身が公認ファシリテーターになってSDGs de 地方創生ゲームを開催頂くことも可能です。公認ファシリテーターになりたい方へページをご覧いただき、公認ファシリテーターになるための手続き、申請を行ってください。